MACDの増減とボリンジャーバンドの幅の増減をもとにシグナルを発するMT4インジケーターを表示する「Waddah_Attar_Explosion」

更新日時：2020年09月11日 1:24

エントリーとイグジットのシグナルをアラートで通知してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「Waddah_Attar_Explosion」は次のような方に向いています。

1. エントリーとイグジットのタイミングを分析したい方

上記のような方のためにこの記事では、「Waddah_Attar_Explosion」について詳しく解説します。

1. Waddah_Attar_Explosionの概要
2. Waddah_Attar_Explosionを表示する方法
3. Waddah_Attar_Explosionのパラメーター解説
4. まとめ

Waddah_Attar_Explosionの概要

「Waddah_Attar_Explosion」は、MACDとボリンジャーバンドをもとに売買シグナルを発するインジケーターでWaddah_Attarによって開発されました。

インジケーターを起動すると緑色と赤色のヒストグラム、茶色ラインと青色の破線が表示され、それぞれのヒストグラムはMACDをもとに算出したTrendの値、茶色いラインはボリンジャーバンドの幅をもとに算出したExploの値、青色の破線は閾値レベルを示しています。

TrendとExploは以下の方法によって算出されます。

Trend＝（MACD－前の MACD の値）×Sensetive

Trendの値がゼロより大きい場合は緑色のヒストグラム、0より小さい場合は赤色のヒストグラムが表示されます。

Explo=ボリンジャーバンドの上限－ボリンジャーバンドの下限

売買のアラートはTrendとExploが青色のラインより高い水準にあり、TrendとExploがそれぞれ前のTrendとExploの値より一定以上増加し、かつTrendがExploを上回っている場合に買いアラートが発せられ、買いと逆の条件が揃うと売りアラートが発せられます。

MACDやボリンジャーバンドの算出期間は、パラメーターから変更できないため、人によっては使いにくいと感じるかもしれません。

珍しいタイプのインジケーターではありますが、インジケーターの見方や解釈は明確で売買のアラートも出るので、使いやすいインジケーターなのではないかと思います。

Waddah_Attar_Explosionを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Waddah_Attar_Explosionのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「AlertLong」「AlertShort」はエントリーアラートの有無を設定するための項目です。

不要な場合はfalseに設定することで無効にできます。

「AlertExitLong」と「AlertExitShort」は、イグジット用のアラートを使用するか否かを設定するための項目です。

初期設定ではアラートが有効になっているので、使用しない場合はfalseに設定しておきましょう。

まとめ

「Waddah_Attar_Explosion」の特長は以下の通りです。

1. MACDとボリンジャーバンドをもとに売買シグナルを発信する。

2. Trendはヒストグラム、Exploは茶色のラインで表示される。

3. エントリーとエグジットのシグナルをアラートで通知する。

「Waddah_Attar_Explosion」は、エントリーとエグジットのタイミングを知りたい方に向いているインジケーターです。

使用する場合は、実際の相場でどの程度うまく機能するのか確認した上で使用することをおすすめします。