ブローカーのサーバーの時刻とMT4を使用しているPCの時刻を表示するMT4インジケーター「Time_indicator」
更新日時:
チャート上に現在の時刻を表示できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Time_indicator」はチャート上に2種類の時刻を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
チャート上で現在の時刻を確認したい方
レートを配信しているサーバーの時刻を確認したい方
上記のような方のためにこの記事では、「Time_indicator」について解説します。
Time_indicatorの概要
インジケーターを起動するとチャートの左上に、赤い数字でレート配信しているサーバーの時刻と、MT4を起動しているパソコンの時刻が黄緑色で表示されます。
時刻の表示位置はダブルクリックの後、任意の位置にドラッグアンドドロップすることで変更できます。
また、表示位置はパラメーターから変更することも可能です。
「Time_indicator」の時刻は秒単位で表示されますが、ティック単位で表示が更新される仕組みになっているため、取引が少なくレートがあまり動かない時間帯には、10秒から15秒といった風に秒数が飛んで表示されることがあります。
時刻がずれることはありませんが、人によっては気になるかもしれません。
Time_indicatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Time_indicatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Time_indicatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
BrokerTimeColor |
ブローカーの時刻の表示色 初期値:Red レートを配信しているブローカーのサーバーの時刻を表示する色を設定します。 |
ComputerTimeColor |
パソコンの時刻の表示色 初期値:Lime MT4を起動しているパソコンの時刻を表示する色を設定します。 |
DistanceFromTopLeft |
表示位置 初期値:10 インジケーターの表示位置をチャート左上からの距離で設定します。 |
ZoomLevel |
拡大 初期値:1 インジケーターを表示する大きさを設定します。 |
「BrokerTimeColor」はレートを配信しているサーバーの時刻の表示色を設定するための項目で、任意の色に変更できます。
「ComputerTimeColor」は、MT4を起動しているパソコンに内臓されている時計の時刻の表示色を設定するための項目で、「BrokerTimeColor」同様に変更可能です。
「DistanceFromTopLeft」は、インジケーターの表示位置を調整するための項目で、大きな値に設定するほど、インジケーターの表示位置が右に移動します。
まとめ
「Time_indicator」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ブローカーのサーバーの時刻とMT4を起動しているパソコンの内臓時計の時刻を表示する。
表示位置と表示サイズは調整できる。
ティック単位で時刻が更新される。
「Time_indicator」は、チャート上で時刻を確認したい方に向いているインジケーターです。
現在の時刻を目につきやすい場所に表示しておきたいという方には、ちょうどよいインジケーターなのではないでしょうか。