トレンドの発生を複数のシグナルでチェックできるMT4インジケーターを表示する「SRVI@3」
更新日時:2020年11月07日 23:52
ダマしのシグナルを避けて、トレンド相場にエントリーする方法があればと考えたことはないでしょうか。
「SRVI@3」はRVIをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。
トレンドフォロー系の手法を使用している方
ダマしのシグナルでエントリーするのを避けたい方
以上のような方のためにこの記事では、「SRVI@3」について解説します。
SRVI@3の概要
インジケーターを起動するとサブウィンドウ上に、RVIと2種類のラインが表示されます。
2本の黒いラインは、RVIとRVIのシグナルライン、赤色のラインと黄色のラインはRVIをもとに算出したバリューラインです。
「SRVI@3」は以下のような方法で算出されています。
バリュー=RVIのシグナル+RVI×4
RVIシグナル>RVIの場合、Rozdiel=RVIのシグナル-RVI/2
バリュー2=RVI+Rozdiel
RVIシグナル<RVIの場合、Rozdiel=RVI-RVIのシグナル/2
バリュー2=RVIのシグナル+Rozdiel
RVIとRVIのシグナルラインがゴールデンクロスした場合は上昇トレンドが発生した可能性を示唆しており、デッドクロスした場合は下降トレンドが発生した可能性を示唆しています。
「SRVI@3」ではRVIに加えて、バリューラインでもトレンドの方向を確認することができます。
バリューラインが0の水準を下から上に抜けた場合は上昇のシグナル、上から下に抜けた場合は下降のシグナルです。
SRVI@3を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SRVI@3のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SRVI@3のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「SRVI@3」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
ExtRVIPeriod |
算出期間 初期値:10 RVIの算出期間を設定します。 |
「ExtRVIPeriod」はインジケーターの算出期間を設定するための項目です。
期間を長く設定するとインジケーターの反応が緩やかになり、短い期間に設定すると俊敏になります。
まとめ
「SRVI@3」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
RVIをベースにしたインジケーター。
RVIとRVIシグナルがゴールデンクロスした場合は下降のシグナル、デッドクロスした場合は下降のシグナル。
バリューラインが0の水準を上抜けた場合は上昇のシグナル、下抜けた場合は下降のシグナル。
「SRVI@3」は出来る限りダマしを避けて、トレンド相場にエントリーしたい方に向いているインジケーターです。
ダマしのシグナルに悩まされている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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