FXで何やっても勝てなくて、やったコト

武田のシャイアー買収などにわかに注目のポンド、内相辞任で政権運営に影を落とすか?

更新日時:

4月30日は、あまり大きな材料は出ませんでしたが、英国でラッド内相が辞任するという出来事がありました。

第2次大戦後、ジャマイカなど旧植民地から渡英してきた移民の子供らを不法移民と決めつけ、国外退去を通告するなどした不祥事の責任を取っての辞任という事だそうです。

ラッド氏はメイ英首相の信頼が厚く、政権運営の痛手になるとの見方が広がっています。

武田のシャイアー買収など、にわかにポンドに注目が集まっていますが、GW明けはポンド絡みの通貨ペアを少し注目して見て行こうかと思います。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年05月01日
ドル円1時間足チャート2018年05月01日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.053

高値:109.445

安値:109.013

終値:109.334

+28.1pips(高値から安値:43.2pips)

ドル/円のレジスタンスライン

109.423

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

109.014

青の点線のライン

108.636

青の点線のライン

107.784

緑の点線のライン

107.760

緑の極太のライン

107.500

青の点線のライン

107.472

緑の点線のライン

107.421

緑の点線のライン

107.266

青の点線のライン

107.261

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

4月30日のドル円の日足の形状は、上下共に短いヒゲのある陽線となりました。

オレンジの波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。

黄色の水平線は、ピンクの下落の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

引き続き、50.0%戻しライン付近での値動きとなっています。50.0%戻しライン付近にはレジスタンスラインがあるわけではないので、過信は禁物です。

61.8%戻しライン付近の『110.171』・『110.431』というレジスタンスラインを中心にマークするという事で良いかと思います。

【1時間足】

ドル円は109円~109円ミドル前後でのレンジに入り込んでいます。

日足のパートでも触れたように日足レベルのレジスタンスラインがないレベルでの値動きとなっており、現段階では強めのレジスタンスラインによって頭を押さえられているといった事ではないので、強い売りの根拠があるか?と言えばそうではないようにも思えますので、値頃感でトレードしてしまってつまらない負け方をしないようにしましょう。

差し当たり、『109.014』~『109.423』のレンジをどちらへ抜けていくかを見ていくという事で良いかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年05月01日
ユーロ円1時間足チャート2018年05月01日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:132.198

高値:132.532

安値:131.851

終値:132.028

-17.0pips(高値から安値:68.1pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

133.428

ピンクの点線のライン

133.321

ピンクの点線のライン

133.185

ピンクの点線のライン

133.086

赤の極太のライン

132.731

赤の点線のライン

132.569

赤の点線のライン

132.497

ピンクの点線のライン

132.193

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

131.903

緑の極太のライン

131.895

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

4月30日のユーロ円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり気持ち上ヒゲの方が長い小陰線となりました。

引き続き、『131.903』のサポートラインと『133.086』のレジスタンスラインに挟まれたエリアでの値動きが継続しており、『133.086』のレジスタンスラインで跳ね返されて、『131.903』のサポートラインまで下落してきています。

引き続き、『131.903』~『133.086』のレンジをどちらへ抜けていくかを見ていくという事になろうかと思います。

【1時間足】

これまで、オレンジのボックスが買いの入りやすいエリアとして推測されるというお話をブログ記事・動画で何回か申し上げてきました。

4月27日、4月30日と同エリアでの攻防となっており、本日も同エリアでの値動きとなっています。

このエリアは、日足のレジスタンスライン『131.903』及び1時間足レベルのサポートラインで形成されるエリアであったのですが、上辺の付近については下がってくる時も上がっていく時も素通りなので、現状では『抵抗帯』という状態ではなく日足のサポートライン『131.903』1本で支えている状態に変化してきているようなニュアンスで考えています。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年05月01日
ユーロドル1時間足チャート2018年05月01日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.21229

高値:1.21379

安値:1.20635

終値:1.20764

-46.5pips(高値から安値:74.4pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.23652

赤の点線のライン

1.23581

赤の点線のライン

1.23478

ピンクの点線のライン

1.23356

赤の点線のライン

1.23264

赤の点線のライン

1.23116

赤の点線のライン

1.23059

赤の点線のライン

1.22959

ピンクの点線のライン

1.22657

赤の点線のライン

1.22414

ピンクの点線のライン

1.22382

赤の極太のライン

1.22050

ピンクの点線のライン

1.21989

ピンクの点線のライン

1.21830

赤の極太のライン

1.21563

赤の点線のライン

1.21355

ピンクの点線のライン

1.20999

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.20707

青の点線のライン

1.20662

緑の極太のライン

1.20652

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

4月30日のユーロドルの日足の形状は、上下共に短めのヒゲがあり、実体がしっかりした感じの陰線となっています。

3ヶ月ほど続いた白い枠のレンジを下抜け、その勢いをかって下落してきた格好になっていますが、日足のサポートライン『1.20662』絡みの値動きとなってきています。

黄色の水平線は、ピンクの上昇の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

日足のサポートライン『1.20662』は50.0%戻しラインの少し上に位置しており、そう言った意味からも注目される可能性があります。

基本的な構図としては、白いレンジを下方にブレイクした事を根拠とした売り勢力 VS ピンクの上昇の片波に対する押し目買い勢力 という構図になろうかと思いますが、押し目買い勢力の押し目買い候補は・・・

1. 『1.20662』付近

2. 『1.19345』・『1.19309』付近

と言った辺りになってくるのではないかと思われます。

【1時間足】

4月30日のユーロドルは、欧州時間OP前後までは小動き、欧州時間以降は下落傾向の推移となり、日足のサポートライン『1.20662』付近まで下落、そこから小反発したものの、本日ここまでの値動きによって、『1.20662』を試しに来ています。

『1.20662』を破るか?サポートされるか?を見ていく状況となっていますが、今週は今日・明日にFOMCが開催され、金曜日に雇用統計を控えているという状況にある上、日本勢はゴールデンウィークですので、やる場合には慎重に対応していきましょう。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

--:--【米国】米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

07:45【ニュージーランド】3月住宅建設許可件数(前月比)

13:30【オーストラリア】3月住宅建設許可件数(前月比)

17:30【英国】3月マネーサプライM4(前年同月比)

17:30【英国】4月製造業購買担当者景気指数(PMI)

17:30【英国】3月消費者信用残高

17:30【英国】3月マネーサプライM4(前月比)

21:30【カナダ】2月月次国内総生産(GDP)(前月比)

23:00【米国】3月建設支出(前月比)

23:00【米国】4月ISM製造業景況指数