FXで何やっても勝てなくて、やったコト

G7サミットは物別れ。今日から重要イベント目白押し

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6月11日の金融市場は、いくつかの材料が出ました。

1. G7サミット

主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、通商政策を巡って米国と6カ国の意見が対立する中、途中退席したトランプ米大統領がかろうじて採択された首脳宣言を承認『しない』としたことで、物別れに終わっています。

2. イタリアのトリア新経済相の発言

イタリアのトリア新経済財務相が、新政権にユーロから離脱する意思はなく債務削減に努めると発言しています。

イタリアのユーロ離脱懸念については、一旦は後退したという事で良いかと思いますが、世界的には依然としてアメリカの通商政策を巡った意見の対立があり、その点がリスク要因となっています。

本日から米朝首脳会談、FOMC、ECB理事会と重要イベントが続いていきますので、注意深く動向を見守りましょう。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年06月12日
ドル円1時間足チャート2018年06月12日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.299

高値:110.109

安値:109.253

終値:110.025

+72.6pips(高値から安値:85.6pips)

ドル/円のレジスタンスライン

110.572

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

110.206

緑の点線のライン

109.890

青の点線のライン

109.791

緑の点線のライン

109.535

緑の点線のライン

109.299

青の点線のライン

109.247

青の点線のライン

109.059

緑の点線のライン

108.937

緑の点線のライン

108.746

青の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

6月11日のドル円の日足の形状は、上下共に短いヒゲがあり、実体がしっかりした感じの陽線となりました。

黄色の水平線は、『104.639』~『111.032』までの上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

38.2%戻しラインの少し手前から反発して反発継続中という状況になっています。

【1時間足】

6月11日のドル円相場は、ほぼ終日にわたって上昇傾向での推移となりました。110円台でクローズしています。

先日の記事の中で、赤い楕円の部分の押しをやや浅い感があるけれども、青い波の押しとして見てみようという事で波を描いたのですが、その後の値動きを見て、画像のような波に修正しています。

本日これまでの値動きによって、青い波の直近高値を上抜いてきています。

本日は日朝首脳会談が行われており、今後もFOMC、ECB理事会と重要イベントが続いていきますので、イベント通過までは休んでしまっても良いかと思います。

トレードをするつもりの方々は、突発的な値動きにはくれぐれも注意して相場に臨みましょう。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年06月12日
ユーロ円1時間足チャート2018年06月12日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:128.708

高値:130.048

安値:128.645

終値:129.644

+93.6pips(高値から安値:140.3pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

130.260

赤の点線のライン

130.149

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

128.216

青の点線のライン

127.937

青の点線のライン

127.560

青の点線のライン

126.338

青の点線のライン

126.185

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

6月11日のユーロ円の日足の形状は、若干上ヒゲが長い感じがしますが、実体がしっかりした陽線となりました。

黄色の水平線は白い波の直近高値『130.096』~白い波の直近安値『125.412』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

61.8%戻しラインの辺りで頭を押さえられて反落してきておりますが、61.8%戻しラインの付近には日足レベルのレジスタンスラインが存在するわけではないものの、130円のラウンドナンバーが存在しており、こちらが意識された格好になっています。

【1時間足】

6月11日のユーロ円は、上昇傾向での値動きとなりました。

130円の手前でレンジを形成しています。

このレンジをどちらへ抜けていくかを見ていく相場という事になろうかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年06月12日
ユーロドル1時間足チャート2018年06月12日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.17708

高値:1.18196

安値:1.17702

終値:1.17820

+11.2pips(高値から安値:49.4pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.18492

赤の極太のライン

1.18465

ピンクの点線のライン

1.18330

ピンクの点線のライン

1.18067

ピンクの点線のライン

1.17824

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.17355

青の点線のライン

1.16651

青の点線のライン

1.16477

青の点線のライン

1.16365

緑の点線のライン

1.16101

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

6月11日のユーロドルの日足の形状は、上ヒゲの長い感じの小陽線となりました。

黄色の水平線は、『1.23784』~『1.15377』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

現在は、23.6%戻しラインと38.2%戻しラインの中間辺りでの値動きとなっており、38.2%戻しラインと重なるレベルには『1.18492』のレジスタンスラインが存在しています。

【1時間足】

6月11日のユーロドルは上げ切らず下げ切らずと言った格好になっています。

FOMC、ECB理事会を控えるという状況ですので、様子見色が強まっているという事であろうかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

--:--【米国】米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

08:50【日本】5月国内企業物価指数(前年同月比)

08:50【日本】4-6月期四半期法人企業景気予測調査・大企業業況判断指数(BSI)

08:50【日本】5月国内企業物価指数(前月比)

10:30【オーストラリア】5月NAB企業景況感指数

10:30【オーストラリア】4月住宅ローン件数(前月比)

13:30【日本】4月第三次産業活動指数(前月比)

17:30【英国】4月失業率(ILO方式)

17:30【英国】5月失業保険申請件数

17:30【英国】5月失業率

18:00【ユーロ】6月ZEW景況感調査

21:30【米国】5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)

21:30【米国】5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)

21:30【米国】5月消費者物価指数(CPI)(前月比)

21:30【米国】5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

27:00【米国】5月月次財政収支