米朝首脳会談先送り懸念で株安から円全面高へ
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5月23日の為替市場は円全面高の展開となりました。以下のような事柄が材料視されています。
1. トルコリラの動き
早朝にトルコリラの仕掛け的な売りが出たことで、トルコリラ円が急落。リラ売り・円買いの値動きに連れてドル円も失速しています。
2. 米朝首脳会談先送り懸念
米朝首脳会談の先送り懸念から、日経平均が下落、欧州時間に入ると欧州株が大きく売り込まれたことを受けて円が全面高の展開となりました
ドル/円


日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:110.886
高値:110.912
安値:109.549
終値:110.065
-82.1pips(高値から安値:136.3pips)
ドル/円のレジスタンスライン
111.440
ピンクの点線のライン
111.351
ピンクの点線のライン
111.283
ピンクの極太のライン
111.115
ピンクの点線のライン
111.032
ピンクの極太のライン
111.013
ピンクの点線のライン
110.611
赤の点線のライン
110.572
赤の点線のライン
111.282
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
109.851
緑の極太のライン
109.418
青の点線のライン
109.354
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
5月23日のドル円の日足の形状は、実体下ヒゲに長い陰線となりました。
直近の日足の波(白い波)は、安値・高値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状にあります。
参考ページ:ダウ理論~FXで勝つ為に必要な事は全てダウ理論に含まれている~
『110.171』のサポートラインについては、上がる時も下がる時も素通りなので消失、『109.851』については昨日の終値ではサポートされていますが、本日これまでの値動きでは『109.851』の下側での値動きとなっています。
『109.851』は日足のサポートラインですので、抜けたかどうかはあくまでも日足の終値で判断すべきものという事で、現段階では残してあります。
黄色の水平線は『104.639』~『111.032』までの上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
『104.639』~『111.032』までの上昇の経過としては、赤い楕円並びに青の楕円の部分で押しを付けながら上がって行っています。ただ、押しが浅い感じもあり、これらの押しを押しとは考えず一本の片波として見るという向きもあろうかと思われますので、青の楕円で囲ったラス押し安値を下抜いて行くような事が起こった場合には、そういう見方もあるかもしれないという事を頭の片隅に置いておく必要があります。
【1時間足】
5月23日のドル円は大きく下落してきました。
昨日の記事の中で、強そうに見えるサポレジでも過信せずに買うなら波の折り返しを見て入りましょうというお話をしました。
参考ページ:米朝首脳会談が実現しない可能性浮上
逆張りでバチンと入ってしまうとやられてしまった公算が高かったのではないかと思いますが、『強そうに見える』という事は抜けた時に損切りが発火するという事とイコールですので、『強そうに見える』所で入って負けると殊の外、大きな負けに繋がる事もありますので、やられてしまったという人は同じ負けを繰り返さないようにしましょう。
ユーロ/円


日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:130.812
高値:130.812
安値:128.223
終値:128.728
-208.4pips(高値から安値:258.9pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
131.326
ピンクの点線のライン
131.253
ピンクの点線のライン
130.611
赤の点線のライン
130.260
赤の点線のライン
129.562
赤の点線のライン
129.457
赤の極太のライン
129.274
赤の極太のライン
129.163
赤の点線のライン
128.910
ピンクの点線のライン
128.370
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
128.406
青の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
5月23日のユーロ円の日足の形状は、大陰線となりました。
今日はいつもより長めの期間が写っているチャート画像を持ってきました。
ユーロ円は昨年の4月から今年の2月にかけて、『115.194』~『137.176』まで上昇してきました。
黄色の水平線は『115.194』~『137.176』までの上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
日足のサポレジは比較的距離がある分布となっており、本日に関しては38.2%戻しラインと重なるレベルにある『128.406』付近での値動きになっています。
【1時間足】
この所のユーロ円は方向感のない値動きが続いておりましたが、昨日の値動きによってやっと動きが出ました。
次はこの値動きに対するアクションを考えて行くというフェイズかと思いますので、仕掛け所を考えて行きましょう。
ユーロ/ドル


日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17766
高値:1.17888
安値:1.16750
終値:1.16943
-82.3pips(高値から安値:113.8pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.19417
ピンクの極太のライン
1.19379
赤の点線のライン
1.19306
ピンクの点線のライン
1.19131
赤の点線のライン
1.18964
赤の点線のライン
1.18787
赤の点線のライン
1.18646
ピンクの点線のライン
1.18492
赤の極太のライン
1.18465
ピンクの点線のライン
1.18329
ピンクの点線のライン
1.18224
ピンクの点線のライン
1.17885
ピンクの点線のライン
1.17719
赤の点線のライン
1.17510
赤の点線のライン
1.17400
赤の極太のライン
1.17316
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.16777
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
5月23日のユーロドルの日足の形状は、大陰線となりました。
昨日の値動きによって、オレンジの波のラス押し安値『1.17400』とピンクの波のラス押し安値『1.15838』で形成されたゾーン(青紫のボックスのゾーン)の内側へ入り込んできました。
【1時間足】
5月23日のユーロドルは、ほぼ終日にわたって下落傾向での値動きとなりました。
青い波の直近安値ラインを下抜き、青い波の下落トレンドが継続しています。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:--【南アフリカ】南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
07:45【ニュージーランド】4月貿易収支
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
14:00【日本】3月景気先行指数(CI)・改定値
14:00【日本】3月景気一致指数(CI)・改定値
16:00【英国】カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
17:30【英国】4月小売売上高指数(前月比)
20:30【ユーロ】欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
21:30【米国】前週分新規失業保険申請件数
22:00【米国】3月住宅価格指数(前月比)
22:00【米国】1-3月期四半期住宅価格指数(前期比)
23:00【米国】4月中古住宅販売件数(前月比)
23:00【米国】4月中古住宅販売件数(年率換算件数)