プラート専務理事、ECBが年内に債券買い入れを終了する可能性を示唆
更新日時:
6月6日の金融市場では、ECB(欧州中央銀行)が年内に債券買い入れ策を終了する可能性があることを示唆する当局者の発言が材料視されました。
イタリア政局混迷などを考慮し、ECBは6月14日開催の理事会で慎重な構えを維持するとの見方が大勢を占める中、プラート専務理事が『ECBはインフレが目標に向けて上昇していくことへの自信を深めており、来週の理事会で債券買い入れ策を年内に終了させるかどうか討議する』と発言しました。
これを受けてユーロ買いが強まる格好となり、米10年債利回りは1週間半ぶりの高水準を付け、ナスダック総合は3日連続で終値ベースで過去最高値を更新しています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:109.760
高値:110.257
安値:109.760
終値:110.171
+41.1pips(高値から安値:49.7pips)
ドル/円のレジスタンスライン
110.282
ピンクの点線のライン
110.206
ピンクの点線のライン
109.979
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
109.564
青の点線のライン
109.429
青の点線のライン
109.059
緑の点線のライン
108.937
緑の点線のライン
108.746
青の極太のライン
108.458
青の点線のライン
108.398
青の点線のライン
108.233
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
6月6日のドル円の日足の形状は、実体がしっかりした陽線となりました。
黄色の水平線は、『111.032』~『108.746』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
昨日の上昇によって、61.8%戻しライン付近まで上昇しています。
61.8%戻しライン付近には、日足レベルのレジスタンスラインがあるわけではないので、過信は禁物です。
引き続き、青紫の上昇の片波に対する押し目買い VS 『111.032』からの下落に対する戻り売り という構図の中でどのようにポジションを取っていくか?という相場になろうかと思います。
【1時間足】
6月6日のドル円は、上昇傾向の1日でしたが、赤い楕円の部分でダブルトップを形成、ネックラインを下抜いてきています。
参考ページ:ダブルトップ・ダブルボトムをひたすら狙うだけでも勝ちは積み重なる
現段階ではまだ、青い波が反転したとはいえず・・・というよりも、青い波のラス押し安値をどこと考えるか?という状況であり、売りはまだ時期尚早かというように思えます。
黄色の水平線は、日足で『108.458』~『109.959』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
青い楕円で囲った部分を青い波の押しと考える事も出来ようかと思いますが、青い波に対する押しとしてはやや浅い感もあります。当面は、ここを『青い波のラス押し安値?』くらいの感じで考えておいて、今後の値動きによって波をアップデートしていくという事で良いかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:128.645
高値:129.817
安値:128.545
終値:129.709
+106.4pips(高値から安値:127.2pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
129.457
赤の極太のライン
129.274
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
128.910
緑の点線のライン
128.655
緑の点線のライン
127.937
青の点線のライン
127.560
青の点線のライン
126.338
青の点線のライン
126.185
緑の点線のライン
125.482
緑の点線のライン
125.412
青の極太のライン
125.357
緑の極太のライン
124.816
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
6月6日のユーロ円の日足の形状は、大陽線となりました。これで6連騰という事になります。
黄色の水平線は白い波の直近高値『130.096』~白い波の直近安値『125.412』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
昨日の値動きによって、50.0%戻しラインの近辺に存在していた『129.274』『129.457』を上抜けてきています。
【1時間足】
6月6日のユーロ円は上昇一辺倒と言ってもいいような値動きとなりました。
日足のレジスタンスラインに近しいレベルでもあり、仕掛け所と言えるようなタイミングもない値動きとなっています。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17151
高値:1.17948
安値:1.17076
終値:1.17727
+57.6pips(高値から安値:87.2pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.17885
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17384
緑の点線のライン
1.17366
緑の点線のライン
1.16651
青の点線のライン
1.16477
青の点線のライン
1.16365
緑の点線のライン
1.16101
青の点線のライン
1.15377
青の極太のライン
1.15256
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
6月6日のユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲはあるものの実態がしっかりした感じの陽線となりました。
黄色の水平線は、『1.19417』~『1.15377』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
昨日の値動きによって、50.0%戻しラインと重なるレベルにあった日足のレジスタンスライン『1.17316』『1.17400』を破ってきています。
【1時間足】
日足のレジスタンスライン『1.17316』『1.17400』付近での値動きになっていたという事で、抜けるか?レジスタンスされるか?を見ていくという状況にありました。
結果的に破ったという事になりますが、これによって、同時に青い波のラス戻り高値ラインを上抜いており、青い波の方向性に変化が生じています。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
08:50【日本】5月外貨準備高
10:30【オーストラリア】4月貿易収支
14:00【日本】4月景気一致指数(CI)・速報値
14:00【日本】4月景気先行指数(CI)・速報値
14:45【スイス】5月失業率
18:00【ユーロ】1-3月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)
18:00【ユーロ】1-3月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)
21:30【米国】前週分新規失業保険申請件数
28:00【米国】4月消費者信用残高(前月比)