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プラート専務理事、ECBが年内に債券買い入れを終了する可能性を示唆

更新日時:

6月6日の金融市場では、ECB(欧州中央銀行)が年内に債券買い入れ策を終了する可能性があることを示唆する当局者の発言が材料視されました。

イタリア政局混迷などを考慮し、ECBは6月14日開催の理事会で慎重な構えを維持するとの見方が大勢を占める中、プラート専務理事が『ECBはインフレが目標に向けて上昇していくことへの自信を深めており、来週の理事会で債券買い入れ策を年内に終了させるかどうか討議する』と発言しました。

これを受けてユーロ買いが強まる格好となり、米10年債利回りは1週間半ぶりの高水準を付け、ナスダック総合は3日連続で終値ベースで過去最高値を更新しています。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年06月07日
ドル円1時間足チャート2018年06月07日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.760

高値:110.257

安値:109.760

終値:110.171

+41.1pips(高値から安値:49.7pips)

ドル/円のレジスタンスライン

110.282

ピンクの点線のライン

110.206

ピンクの点線のライン

109.979

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

109.564

青の点線のライン

109.429

青の点線のライン

109.059

緑の点線のライン

108.937

緑の点線のライン

108.746

青の極太のライン

108.458

青の点線のライン

108.398

青の点線のライン

108.233

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

6月6日のドル円の日足の形状は、実体がしっかりした陽線となりました。

黄色の水平線は、『111.032』~『108.746』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

昨日の上昇によって、61.8%戻しライン付近まで上昇しています。

61.8%戻しライン付近には、日足レベルのレジスタンスラインがあるわけではないので、過信は禁物です。

引き続き、青紫の上昇の片波に対する押し目買い VS 『111.032』からの下落に対する戻り売り という構図の中でどのようにポジションを取っていくか?という相場になろうかと思います。

【1時間足】

6月6日のドル円は、上昇傾向の1日でしたが、赤い楕円の部分でダブルトップを形成、ネックラインを下抜いてきています。

参考ページ:ダブルトップ・ダブルボトムをひたすら狙うだけでも勝ちは積み重なる

現段階ではまだ、青い波が反転したとはいえず・・・というよりも、青い波のラス押し安値をどこと考えるか?という状況であり、売りはまだ時期尚早かというように思えます。

黄色の水平線は、日足で『108.458』~『109.959』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

青い楕円で囲った部分を青い波の押しと考える事も出来ようかと思いますが、青い波に対する押しとしてはやや浅い感もあります。当面は、ここを『青い波のラス押し安値?』くらいの感じで考えておいて、今後の値動きによって波をアップデートしていくという事で良いかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年06月07日
ユーロ円1時間足チャート2018年06月07日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:128.645

高値:129.817

安値:128.545

終値:129.709

+106.4pips(高値から安値:127.2pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

129.457

赤の極太のライン

129.274

赤の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

128.910

緑の点線のライン

128.655

緑の点線のライン

127.937

青の点線のライン

127.560

青の点線のライン

126.338

青の点線のライン

126.185

緑の点線のライン

125.482

緑の点線のライン

125.412

青の極太のライン

125.357

緑の極太のライン

124.816

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

6月6日のユーロ円の日足の形状は、大陽線となりました。これで6連騰という事になります。

黄色の水平線は白い波の直近高値『130.096』~白い波の直近安値『125.412』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

昨日の値動きによって、50.0%戻しラインの近辺に存在していた『129.274』『129.457』を上抜けてきています。

【1時間足】

6月6日のユーロ円は上昇一辺倒と言ってもいいような値動きとなりました。

日足のレジスタンスラインに近しいレベルでもあり、仕掛け所と言えるようなタイミングもない値動きとなっています。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年06月07日
ユーロ円1時間足チャート2018年06月07日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.17151

高値:1.17948

安値:1.17076

終値:1.17727

+57.6pips(高値から安値:87.2pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.17885

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.17384

緑の点線のライン

1.17366

緑の点線のライン

1.16651

青の点線のライン

1.16477

青の点線のライン

1.16365

緑の点線のライン

1.16101

青の点線のライン

1.15377

青の極太のライン

1.15256

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

6月6日のユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲはあるものの実態がしっかりした感じの陽線となりました。

黄色の水平線は、『1.19417』~『1.15377』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

昨日の値動きによって、50.0%戻しラインと重なるレベルにあった日足のレジスタンスライン『1.17316』『1.17400』を破ってきています。

【1時間足】

日足のレジスタンスライン『1.17316』『1.17400』付近での値動きになっていたという事で、抜けるか?レジスタンスされるか?を見ていくという状況にありました。

結果的に破ったという事になりますが、これによって、同時に青い波のラス戻り高値ラインを上抜いており、青い波の方向性に変化が生じています。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)

08:50【日本】5月外貨準備高

10:30【オーストラリア】4月貿易収支

14:00【日本】4月景気一致指数(CI)・速報値

14:00【日本】4月景気先行指数(CI)・速報値

14:45【スイス】5月失業率

18:00【ユーロ】1-3月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)

18:00【ユーロ】1-3月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)

21:30【米国】前週分新規失業保険申請件数

28:00【米国】4月消費者信用残高(前月比)