FXで何やっても勝てなくて、やったコト

米長期金利は2011年7月以来の高水準、ドル円も110円を回復

更新日時:

5月15日の為替市場では特段大きな材料は出ませんでしたが、米4月小売売上高の堅調な伸びなどを背景に、米10年債利回りが2011年7月以来の高水準となる3.09%台まで上昇、ドル円も110円に乗せて引けています。

また、次期NY連銀総裁に内定しているウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁は『今年3-4回の利上げが金融政策の正しい方向』『2018年と2019年の成長率は2.5%程度を予想』『足もとのインフレ上昇は合理的』『インフレ圧力が高まれば、利上げペースが速まる可能性』などの見解を示しています。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年05月16日
ドル円1時間足チャート2018年05月16日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.640

高値:110.448

安値:109.640

終値:110.334

+69.4pips(高値から安値:80.8pips)

ドル/円のレジスタンスライン

110.521

赤の点線のライン

110.431

赤の極太のライン

110.410

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

110.171

緑の極太のライン

110.970

緑の点線のライン

109.851

緑の極太のライン

109.594

緑の点線のライン

109.566

緑の点線のライン

109.418

青の点線のライン

109.354

緑の点線のライン

109.186

青の点線のライン

109.026

青の極太のライン

108.892

青の点線のライン

108.800

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

5月15日のドル円の日足の形状は、大き目の陽線となりました。

オレンジの波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状にあり、昨日の値動きによって110円台に乗せてクローズしています。

黄色の水平線は、ピンクの下落の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになりますが、61.8%戻し水準での値動きとなってきています。

61.8%戻しラインと重なるようにして『110.431』というレジスタンスラインが存在しており、本日は『110.431』を抜けるかどうかを見ていくという事になりそうです。

【1時間足】

5月15日のドル円はほぼ終日にわたって上昇一辺倒といった値動きとなりました。

赤い楕円の辺りで少し揉んでいますが、これは青の波の直近高値(青の楕円の高値)、緑の波の直近高値(緑の楕円の高値)、オレンジの波の直近高値(オレンジの楕円の高値)が重なるレベルだった事から、売買が交錯したという事であると考えられ、抜けた際の勢いの強さからすると損切りがまとまって入っていた事が伺えます。

そうは言っても、110円から上には日足レベルのレジスタンスラインが複数存在しており、ここを買って行くのは難しかったかというように思います。

昨日の記事で少し触れたのですが、買うのであれば、白い楕円の部分のダブルボトムで買えれば良かったという事になろうかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年05月16日
ユーロ円1時間足チャート2018年05月16日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:130.745

高値:131.126

安値:130.431

終値:130.608

-13.7pips(高値から安値:69.5pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

131.326

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

130.518

緑の点線のライン

130.499

緑の点線のライン

130.086

青の点線のライン

129.985

青の点線のライン

129.546

緑の点線のライン

129.457

青の極太のライン

129.274

青の極太のライン

129.163

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

5月15日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲの長い陰線となりました。

黄色の水平線は『133.096』~『129.457』の下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

『129.274』にワンタッチして反発してきましたが、50.0%戻しライン付近から売られる格好になっています。

『133.096』~『129.457』の間には日足のサポレジがなく、売買をする場合の目安が付けにくい状態ですので、いつも以上に波の折り返しに注目していく必要性があります。

【1時間足】

一昨日・昨日の値動きによって、白い波は高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状となっています。

ただ、直近の青い波の上昇トレンドのラス押し安値ライン(赤い楕円の安値)を崩すという所に迄は至っておらず、青い波目線の買いと白い波目線の売りがぶつかり合うような状況になっています。

まずは、どちらの勢力の力が勝るかを見ていくという事になりそうです。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年05月16日
ユーロドル1時間足チャート2018年05月16日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.19252

高値:1.19377

安値:1.18194

終値:1.18365

-88.7pips(高値から安値:118.3pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.20005

ピンクの点線のライン

1.19927

ピンクの点線のライン

1.19417

ピンクの極太のライン

1.19379

赤の点線のライン

1.19306

ピンクの点線のライン

1.19131

赤の点線のライン

1.18964

赤の点線のライン

1.18787

赤の点線のライン

1.18646

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.18250

緑の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

5月14日のユーロドルの日足の形状は、大陰線となりました。

『1.19345』のレジスタンスライン近辺から売られた格好になっていますが、実際には数pips上抜けてから売られていますので、実情に沿う形で『1.19417』にレジスタンスラインを引き直しています。

昨日の値動きによって、日足のサポートライン『1.18250』にワンタッチしてきており、本日はこれまでの所、『1.18250』付近での値動きとなっています。

『1.18250』付近から再反発するような事があれば、日足がダブルボトムになる可能性も出てきますので、本日については『1.18250』を抜けるか?反発するかを見ていく相場という事になろうかと思います。

また、上の方から売れた人は『1.18250』到達で利食いを考えても良かったかと思います。

【1時間足】

昨日の記事で、赤い楕円で囲った白い波のラス押し安値を崩しているので、買い方から見ればいやらしい値動きという事で売るチャンスだというような事を書きました。

具体的には、ピンクの楕円の辺りで短期足の波を見てはいるという事になりますが、文章よりも動画の方がお伝えしやすいので、その辺りの解説は動画の方でさせて頂きます。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50【日本】1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)

08:50【日本】1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)

13:30【日本】3月鉱工業生産・確報値(前月比)

18:00【ユーロ】4月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)

20:00【米国】MBA住宅ローン申請指数(前週比)

20:00【南アフリカ】3月小売売上高(前年同月比)

21:00【ユーロ】ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

21:30【米国】4月建設許可件数(年率換算件数)

21:30【米国】4月建設許可件数(前月比)

21:30【米国】5月ニューヨーク連銀製造業景気指数

21:30【米国】4月住宅着工件数(年率換算件数)

21:30【カナダ】3月製造業出荷(前月比)

22:15【米国】4月設備稼働率

22:15【米国】4月鉱工業生産(前月比)