ビル・ウィリアムズ氏考案のMFI(Market Facilitation Index)を表示するMT4インジケーター『BW_MFI』
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ボリュームは取引の活況度を示しており、ボリュームの変化を観察することで価格の変化だけでは分からない相場の動向を分析できます。
「BW_MFI」は、価格の変化だけではなくボリュームの変化も考慮したインジケーターで、次のような方に向いています。
価格の変化だけではなくボリュームも考慮して取引したい方
MFI(Market Facilitation Index)を使用している方
上記のような方のためにこの記事では、「BW_MFI」について解説します。
BW_MFIの概要
「BW_MFI」は、ビル・ウィリアムズ氏によって考案されたMFI(Market Facilitation Index)というテクニカル指標を表示するインジケーターで、市場の状況を容易に判断することが出来ます。
MFI(Market Facilitation Index)を、無理やり日本語に訳すならば「市場円滑化指数」で、要するに、市場の状況を簡単に判断できるようになるという意味を持ちます。
ちなみにMFIというと、Money Flow Index(マネーフローインデックス)というテクニカル指標を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、それとは別物です。
「BW MFI」は高値・安値・出来高をもとにするボリューム系の指標で、4色のヒストグラムで構成されます。計算式は以下の通りです。
BW MFI = (高値 - 安値) ÷ 出来高
それぞれのバーの色は直前と比べたMFIと出来高の状況を表しており、緑色ならばMFIと出来高が上昇、茶色ならばMFIと出来高が減少、青ならばMFIは上昇したが出来高は減少、ピンクならばMFIは下降したが出来高は上昇、といった意味合いになります。
つまり、緑色のバーが表示されている場合はトレンドが加速する可能性を示しており、茶色のバーが表示されている場合は持ち合い相場になる可能性を示しています。
また、青色のバーが表示されている場合はトレンドが転換する可能性を示しており、ピンクのバーが表示されている場合は、買いと売りの攻防が発生している可能性を示しています。
BW_MFIを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BW_MFIのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。
BW_MFIのパラメーター解説
「BW_MFI」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
| 入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
このインジケーターではパラメーターの設定は一切できませんが、インジケーターの仕組み上大きな問題にはならないでしょう。
まとめ
「BW_MFI」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
緑色のバーが表示されている場合、トレンドが加速する可能性がある。
茶色のバーが表示されている場合、持ち合い相場になる可能性がある。
青色のバーが表示されている場合、トレンドが転換する可能性がある。
ピンクのバーが表示されている場合、買いと売りの攻防が発生している可能性がある。
「BW_MFI」は、価格の変化だけでは分からない相場の動向を、分析したい方に向いているインジケーターです。
「BW MFI」はMT4に最初からインストールされているので、わざわざダウンロードしてインストールする必要は無いかもしれません。
表示させる場合は、「挿入」→「インディケータ」→「ビルウィリアムズ」から表示させることが出来るので、気になった方は是非試してみてはいかがでしょうか。