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証拠金に関する情報をチャート上に表示するMT4インジケーター「Brother2」

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Brother2スクリーンショット

MT4ではターミナルウィンドウでニュースや、口座に関する情報を確認することができますが、チャート上で同じような情報を確認できないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「Brother2」は、取引に関する各種情報をチャート上に表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. 経済指標発表直後に取引している方

  2. 証拠金に関する情報をチャート上で確認したい方

上記のような方のためにこの記事では「Brother2」について解説していきます。

  1. Brother2の概要
  2. Brother2を表示する方法
  3. Brother2のパラメーター解説
  4. まとめ

Brother2の概要

「Brother2」は、相場と現在の通貨ペアに関する多数の情報をサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターです。

表示される情報が非常に多いので、文字ではなく画像で説明いたします。

以下はこのインジケーターを導入した時の画面と表示される情報の説明です。

Brother2画面

特に言及すべき点は、「マネーマネジメント」と「重要度低・中・大の経済指標」で、「マネーマネジメント」では、1ロットあたりの必要証拠金、ブローカーの最小ロット数、最小ロット数に対する必要証拠金、証拠金で持てる最大ポジション数、キャピタルリスクが表示されます。

「重要度低・中・大のニュース」では、パラメータ-設定画面で、自分が意識したい経済指標などを入力することで、その経済指標をサブウィンドウに表示することができます。

自動で表示してくれるわけでは無いので、メモのような感覚で使うことになります。

Brother2を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Brother2のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Brother2

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Brother2のパラメーター解説

Brother2パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

timezone

タイムゾーン

初期値:1

GMTのタイムゾーンを設定します。

risk

許容リスク

初期値:8

証拠金に対する許容損失をパーセントで設定する。

low_news

重要度の低いニュース

初期値:無し

重要度が低いと考えられるニュースを記入します。

medium_news

重要なニュース

初期値:無し

重要と考えられるニュースを記入します。

high_news

重要度が高いニュース

初期値:無し

重要度が高いと考えられるニュースを記入します。

「timezone」の初期設定は1になっていますが、日本のタイムゾーンは+9なので、日本で使用する場合は変更しておいた方がよいでしょう。

「low_news」「medium_news」「high_news」は、自動的に表示されるわけではありませんので、自身が重視するニュースをそれぞれ入力する必要があります。

トレードするうえで有用な情報が多数表示されるので非常に便利なのですが、デフォルトでは文字が小さく見にくいので、1つ1つテキストを右クリックしてプロパティから変更した方がよいでしょう。

まとめ

「Brother2」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。

  1. 必要証拠金や保有可能な最大ポジション数をチャー上で確認できる。

  2. ニュースは自動的に取得されるわけではなく、自身で入力する必要がある。

「Brother2」は、使用してるデバイスの画面が小さいなどの理由から、ターミナルウィンドウを使用せずに、チャート上で証拠金などの資金に関する情報を確認したい方に向いているインジケーターです。

また、重要なニュースが発表される時刻などをメモしておけるため、経済指標の発表などを見逃したくない方にも向いています。

どのようなトレードスタイルの人でも便利なインジケーターかと思うので、気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。