レートを配信しているブローカーのサーバーとの通信状況を表示するMT4インジケーター「ytg_NO_CONNECT」
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ブローカーのサーバーと正常に通信できているかどうかを、確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「ytg_NO_CONNECT」は、サーバーとの通信状況を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
正常にレートを取得できているかどうかを確認したい方
スキャルピングなどの短期取引を行っている方
1分足チャートを使用している方
上記のような方のためにこの記事では、「ytg_NO_CONNECT」について解説します。
ytg_NO_CONNECTの概要
インジケータを起動すると、サブウィンドウ上に「ytg_NO_CONNECT」が表示されます。
配信先のサーバーとの通信が行われている場合はグリーンの記号が表示され、通信が途切れた場合は記号が表示されなくなるとのことですが、筆者の環境では記号が表示されませんでした。
「ytg_NO_CONNECT」は1分足チャート上のみで動作するインジケーターであるため、他の時間枠のチャートでは使用することができず、インジケーターの起動時に1分足チャートへの変更を促すメッセージが表示されます。
通常、サーバーとの通信状況はMT4ウィンドウ右下の通信状況を示すインジケーターで知ることができますが、その時点での通信状況しか分からないため、通信状況の履歴を残したい場合に便利なインジケーターなのではないでしょうか。
レートを正常に受信できているかどうかは、短い時間枠で小さい値幅を狙う取引を繰り返すスタイルのトレーダーにとっては重要な問題です。
そういった手法を採っている方は、このインジケーターで一度通信状況をチェックしてみると良いでしょう。
ytg_NO_CONNECTを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ytg_NO_CONNECTのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ytg_NO_CONNECTのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの項目のほとんどは、開発者に関する情報や連絡先などの情報が記載されている項目で、インジケーターの動作に影響を与える項目は「colir」のみです。
入力項目 | 入力内容 |
Copyright |
Forex InvEST Group |
Best_Experts_For_Sale |
http://soft4forex.com/ |
e_mail |
soft4forex@forexinvest.ee |
Skype |
forex.invest.group |
mark |
l |
colir |
表示色 初期値:Green インジケーターの表示色を設定します。 |
「colir」は、インジケーターの表示色を設定するための項目で、初期設定の状態では緑に設定されています。
必要に応じて別の色に変更すると良いでしょう。
ほかの項目を書き換えることもできますが、前述の通りインジケーターの動作に影響はありません。
特に必要がなければ、そのままにしておくと良いでしょう。
まとめ
「ytg_NO_CONNECT」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
レートを配信しているサーバーとの通信状況を表示する。
1分足チャート上のみで動作するインジケーターで、ほかの時間枠のチャートを表示している場合は時間枠の変更を促すメッセージが表示される。
サーバーと正常に通信が行われている場合はグリーンのマークが表示される。
「ytg_NO_CONNECT」は、ブローカーのサーバと正常に通信ができているかどうかを確認したい方に向いているインジケーターです。
用途が限られるため、万人におすすめできるインジケーターではありませんが、通信状況が気になる方はインストールしておくと良いでしょう。