価格の変化が一定以下だった場合は水平なMAのようなラインを表示するMT4インジケーター「StepMA_v7」

更新日時：2021年01月04日 0:19

トレンドが発生しているのか、単なるレンジのスイングなのか判断に迷った経験はないでしょうか。

「StepMA_v7」は、ステップ状に値動きに追従するラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

1. 直近の相場がトレンドなのかレンジなのかを見極めたい方

2. トレンドの方向を確認したい方

この記事では、「StepMA_v7」について詳しく解説します。

1. StepMA_v7の概要
2. StepMA_v7を表示する方法
3. StepMA_v7のパラメーター解説
4. まとめ

StepMA_v7の概要

「StepMA_v7」を起動すると値動きに追従する水色のラインが表示されます。

「StepMA_v7」は一定以上の値動きがあった場合にのみ価格に追従するため、価格の変化が小さい場合は水平なラインを表示し続けます。

インジケーターに反映する値幅は、ATRをもとに決定されますが、パラメーターから任意の値に設定することも可能です。

StepMA_v7を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

StepMA_v7のパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Length」はATRの算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定すると長期的なボラティリティ、小さな値に設定すると短期的なボラティリティが反映されます。

「StepSize」は、インジケーターに反映する最小値幅を設定するための項目です。

0に設定している場合はATRにもとづいて自動的に決定され、1以上に設定した場合は設定値が反映されます。

「MA_Mode」は移動平均の算出方法を設定するための項目で、0に設定した場合は単純移動平均、1に設定した場合は線形加重移動平均が適用されます。

「Percentage」は、変化率を設定するための項目で、正の値に設定するとインジケーターの表示位置が上に移動し、負の値に設定すると下に移動します。

まとめ

「StepMA_v7」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. 価格の変化に追従する移動平均線のようなラインを表示する。

2. 価格の変化が一定値以下の場合は、水平なラインを表示する。

3. インジケーターに反映する価格の変化はATRをもとに自動的に決定されるが、任意の値を指定することもできる。

「StepMA_v7」は、トレンドが発生しているかどうかを分析したい方に適したインジケーターです。

ボラティリティの変化にも対応できるので、ボラティリティの変化が激しい相場で取引している方は、一度試してみてはいかがでしょうか。