1日の始値と終値にもとづいてボックスを表示するMT4インジケーター「BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicator」
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前日に形成されたレンジの上限や下限は、次の日にサポートラインやレジスタンスラインとして意識されやすい水準です。
「BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicator」は、前日の大まかなレンジをチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
短期取引をしている方
サポートライン/レジスタンスラインの水準を確認したい方
ブレイクアウトを狙った手法で取引している方
以上のような方のためにこの記事では、「BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicator」について解説していきます。
- BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicatorの概要
- BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicatorを表示する方法
- BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicatorのパラメーター解説
- まとめ
BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicatorの概要
「BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicator」は、名前の通り、1日の始値から終値までの値動きを大きな1つのボックスで囲み、ブレイクアウトを狙うMT4用のインジケーターです。
このインジケーターを導入すると、画像のように、1日の始値を頂点とし、終値を対頂点として、始値よりも終値が高ければ背景を青色で、始値よりも終値が低ければ背景を赤色にするボックスが表示されます。
言葉で説明するとややこしいのですが、ヒゲのない日足のローソク足を下位時間足に表示することのできるインジケーターだと思っていただければ分かりやすいかと思います。
BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicator
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
UniqueID |
DailyCandles |
NumberOfDays |
日数 初期値:50 インジケーターを表示する日数を設定します。 |
periodA_begin |
1日の始まりの時刻 初期値:00:00 ボックスの始点になる時刻を設定します。 |
periodA_end |
1日の終わりの時刻 初期値:00:00 ボックスの終点になる時刻を設定します。 |
nextDayA |
期間Aの終点 初期値:1 0に設定すると期間Aのボックスの始点と終点を同じ日に設定します。 |
periodB_end |
期間Bの終わりの時刻 初期値:00:00 期間Bのボックスの終点になる時刻を設定します。 |
nextDayB |
初期値:1 0に設定すると期間Aのボックスの始点と期間Bのボックスの終点を同じ日に設定します。 |
rectAB_color1 |
始値<終値の背景色 初期値:PowderBlue 終値が始値より上昇した場合の背景色を設定します。 |
rectAB_color2 |
始値>終値の背景色 初期値:LightCoral 終値が始値より下降した場合の背景色を設定します。 |
rectAB_background |
背景の表示/非表示 初期値:true falseに設定すると背景色が非表示になります。 |
rectA_color |
右辺以外の3辺の色 初期値:Red ボックスの右辺以外の3辺の色を設定します。 |
rectA_background |
期間Aのボックスの表示/非表示 初期値:false falseに設定すると期間Aのボックスの背景色が非表示になります。 |
rectB1_color |
右辺の色 初期値:DarkOrchid ボックスの右辺の色を設定します。 |
rectB1_background |
期間Bのボックスの表示/非表示 初期値:false falseに設定すると期間Bのボックスの背景色が非表示になります。 |
rectB1_band |
期間Bのボックスの幅 初期値:0 期間Bのボックスの大きさを設定します。 |
rectsB2_color |
期間Bのボックスの色 初期値:SkyBlue 期間Bのボックスの色を設定します。 |
rectsB2_background |
期間Bのボックスの表示/非表示 初期値:true falseに設定すると期間Bのボックスが非表示になります。 |
rectsB2_band |
上下のボックスの大きさ 初期値:5 上下のボックスの大きさを設定します。 |
OpenClose |
始値・終値を使用する 初期値:true falseに設定すると高値と安値にもとづくボックスを表示します。 |
rectA_close_begin |
期間Aを前日終値から始める 初期値:true falseに設定すると期間Aを当日始値からカウントします。 |
periodB_ALERTS |
アラートのON/OFF 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
パラメーターが非常に多いですが、ほとんどは色関係のものなので、特にこだわりが無ければ変更しなくて良いのですが、「periodA_begin」と「periodA_end」に関しては各々のトレードスタイルに合わせて適宜変更すると良いかと思います。
例えば、これらのパラメーターをロンドンセッションの開始時刻と終了時刻に設定すれば、ロンドンセッションの始値と終値をもとにしたボックスを表示させることが出来ます。
まとめ
「BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicator」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。
1日の始値と終値にもとづいてボックスを表示する。
終値が始値より高い場合は青色のボックスを表示する。
終値が始値より低い場合は赤色のボックスを表示する。
「BreakOut_BOX_5_DailyCandles_OCbox_indicator」は、ブレイクアウト系の手法を使用して、短期取引をしている方に向いているインジケーターです。
シンプルながらも汎用性の高いインジケーターなので、始値・終値を意識したトレードをしている人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。