現在レート位置に次のローソク足確定までのタイマーを縦に表示するMT4インジケーター『CandleTimeV』

更新日時：2020年04月21日 17:06

ローソク足が確定してからエントリーしている場合、ローソク足が確定するまでの残り時間が気になるという方は多いのではないでしょうか。

「CandleTimeV」は、次のローソク足が確定するまでの残り時間を表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

1. ローソク足が確定してからエントリーしたい方

2. 次のローソク足が確定するまでの時間を確認したい方

3. 短期取引がメインの方

この記事では上記のような方のために、「CandleTimeV」について解説していきます。

1. CandleTimeVの概要
2. CandleTimeVを表示する方法
3. CandleTimeVのパラメーター解説
4. まとめ

CandleTimeVの概要

「CandleTimeV」は、チャート上の現在レート位置に次のローソク足確定までの時間をテキストで表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像の様にチャート上の現在レート位置に各時間足に対応したタイマーが表示されるようになります。

次のローソク足確定までのタイマーを表示するインジケーターは数多くありますが、このインジケーターの特徴は、タイマーをチャートの端ではなく現在レート位置に表示するという点です。よって現在レートが動けばタイマーも一緒に移動します。

人によってはこのインジケーターのほうが見やすいかと思いますので、お好みで使い分けると良いかと思います。

ちなみに、このインジケーターは以前紹介した「CandleTime」と同じ製作者によるインジケーターで、テキストが縦で表示されるという点のみが異なっています。見やすいほうを使用しましょう。

もちろんタイマーは各時間足に対応しているので、例えば現在時刻が16時35分30秒であれば、1分足のチャートでは「00:00:30」、５分足のチャートでは「00:04:30」、１時間足のチャートでは「00:34:30」と表示されます。

ただし、タイマーはティックごとに更新されるので、値動きが全く無い時間があると残り時間が飛び飛びになることがあるので注意して下さい。

CandleTimeVを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

CandleTimeVのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「UseComment」は、コメントの表示/非表示を設定するための項目で、初期設定の状態では非表示になっていますので、必要な場合はtrueに変更しておきましょう。

「TextSize」は、表示するテキストの大きさを設定するための項目で、大きな値に設定するほどテキストが大きく表示されます。

まとめ

「CandleTimeV」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

1. 次のローソク足が確定するまでの時間を表示する。

2. タイマーはティック毎に更新されるため、値動きが静かな相場では時間が飛び飛びになることがある。

「CandleTimeV」は、ローソク足の確定を待ってから、エントリーしたい方に向いているインジケーターです。

非常にシンプルな機能で類似のインジーターも多いですが、このインジケーターならではの現在レート位置に表示するという機能があり、直近のローソク足にテキストが被らないよう縦で表示されるので、人によってはこのインジケーターが一番見やすいかもしれません。

特に短期足で取引している人にとっては非常に便利なインジケーターなので、まだ導入していない人は是非試してみてはいかがでしょうか。