複数の表示移動させたストキャスティクスとRSIが一定のレベル以上以下になったときにシグナルを表示するMT4インジケーター『10Min_RsiSto_01』
更新日時:2019年12月04日 06:20テクニカル分析では、ダマしシグナルを避けるために複数のインジケーターを、組み合わせて使用している方も多いのではないでしょうか。
「10Min_RsiSto_01」は、ストキャスティクスとRSIによるシグナルを、チャート上にマーカーで表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
オシレーターで買われ過ぎ/売られ過ぎを分析している方
値動きの転換を捉えたい方
上記のような方のためにこの記事では、「10Min_RsiSto_01」について解説していきます。
10Min_RsiSto_01の概要
「10Min_RsiSto_01」は、複数の表示移動させたストキャスティクスとRSIが一定のレベル以上以下になったときにシグナルを表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、ソースコードをざっと見た感じにはなりますが、具体的なシグナルルールは以下のような感じになります。
このインジケーターでは、28RSIとこのRSIをローソク足1本分ずつ表示移動させたもの(RSI~RSI4とします)を使用し、同じようにストキャスティクスをローソク足1本分ずつ表示移動させたもの(ストキャスティクス~ストキャスティクス4とします)を使用します。
例えば、RSI4であれば28RSIをローソク足4本分表示移動させたRSIということになります。
具体的なシグナルルールとしては、RSI~RSI4までが全て60%レベル以上になっているときに、ストキャスティクス~ストキャスティクス4までが全て80以上になったときに上向きの白矢印を表示し、逆にSI~RSI4までが全て40%レベル以下になっているときに、ストキャスティクス~ストキャスティクス4までが全て20以下になったときに下向きの白矢印を表示します。
トレンド反転のシグナルとして使用できそうですが、矢印が1つ出たらすぐに反転する、というわけではなく連続して表示されることもあるため注意が必要です。
また、デフォルトだと各種シグナルが小さく見づらいため、「色の設定」→「幅」から大きさを変更すると良いかと思います。
10Min_RsiSto_01を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
10Min_RsiSto_01のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
10Min_RsiSto_01のパラメーター解説
「10Min_RsiSto_01」にトレーダーが変更可能なパラメーター項目はありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメータはありません。 |
パラメーターの変更はできませんが、どうしても調整したい場合はMetaEditorから直接変更すると良いかと思います。
まとめ
「10Min_RsiSto_01」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
RSIが全て60%以上に達し、ストキャスティクスが全て80以上になっている場合は上向きの矢印を表示する。
RSIが全て40%以下に達し、ストキャスティクスが全て20以下になっている場合は下向きの矢印を表示する。
「10Min_RsiSto_01」は、トレンドが反転する兆候を掴みたい方に向いているインジケーターです。
先に解説した通り、矢印が表示されてすぐにトレンドが転換するというわけではありませんので、エントリーのタイミングを計る何らかの手法と組み合わせて使用する必要があります。
また、相場に合わせてインジケーターを調整することができないため、相場によっては全く使い物にならない可能性がありますので留意しておきましょう。