終値に係数を乗算してトレンドの動きを示唆するオシレーターを表示するMT4インジケーター『3c_dm_363』
更新日時:2019年12月17日 03:02適切なタイミングでエントリーできれば、有利に取引できるだけではなく、損失が出た場合にもその影響を小さくすることができるため、FXにおいてエントリーのタイミングは非常に重要です。
「3c_dm_363」は、エントリーのタイミングと方向を分析するためのオシレーターで、次のような方に向いています。
長い時間足のチャートを使用している方
エントリーのタイミングを分析したい方
この記事ではそういった方のために、「3c_dm_363」について解説していきます。
3c_dm_363の概要
「3c_dm_363」は、終値に係数を乗算して算出した値をもとに、トレンドの動きをオシレーターとしてサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、表示されるオシレーターは、傾きが上向きの間は緑色で、逆傾きが下向きの間は赤色で表示されます。
係数が何をもとに算出されているのかは不明ですが、海外サイトでこのインジケーターの使用方法が紹介されており、他のインジケーター等でトレンドの方向を確認したのちに、このインジケーターのゼロラインクロスでトレンドの方向にエントリーする、といった使い方をするようです。
つまり、緑色のドットが表示されている状態で、ゼロラインをクロスした場合は買いエントリーのシグナル、赤色のドットが表示されている状態で、ゼロラインをクロスした場合は売りエントリーのシグナルということになります。
短い時間足だろ割と頻繁にゼロラインをクロスするので、長時間足で使用するとちょうど良い感じにトレンドの動きを捉えてくれるかもしれません。
3c_dm_363を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
3c_dm_363のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
3c_dm_363のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「3c_dm_363」のパラメーターは、インジケーターの表示方法を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
Draw_Style |
表示スタイル 初期値:0 インジケーターの表示方法を番号で指定します。 |
デフォルトではドットで表示されますが、「Draw_Style」の値を1にするとヒストグラムとして表示されるので、お好みで変更すると良いかと思います。
まとめ
「3c_dm_363」の使い方やパラメーターについて解説してきましたが、要点をまとめると以下の通りです。
緑色のドットが表示されている状態で、ゼロラインをクロスした場合は買いエントリーのシグナル。
赤色のドットが表示されている状態で、ゼロラインをクロスした場合は売りエントリーのシグナル。
短い時間足ではダマしのシグナルが多い。
「3c_dm_363」は、長い時間足のチャートを使ってエントリーするタイミングを調べたい方に、向いているインジケーターです。
「3c_dm_363」を使用する場合、ほかのインジケーターでトレンドの方向を確認していることが前提条件になっていますので、トレンドフォロー系のインジケーターと組み合わせて使用することをおすすめします。