GBPCHF・GBPUSD・USDCHFの3つの通貨のそれぞれのローソク足の終値をもとにしたオシレーターを表示するMT4インジケーター『3end』
更新日時:2019年12月20日 04:43MT4用のテクニカルインジケーターにはまさざまな種類がありますが、中にはインジケーターが測定する情報量が多すぎて、シグナルが分かりにくく、使いづらいものも存在します。
「3end」は、サブウィンドウ上に売買のタイミングをドットで表示するシンプルなインジケーターで、以下のような方に向いています。
通貨ペアの相関を考慮したインジケーターを探している方
エントリーのタイミングを知りたい方
表示がシンプルなインジケーターを使いたい方
この記事では上記のような方のために、「3end」の使い方やパラメータについて解説していきます。
3endの概要
「3end」は、GBPCHF・GBPUSD・USDCHFの3つの通貨のそれぞれのローソク足の終値をもとに売買タイミングを示唆するオシレーターとシグナルを表示するMT4用のインジケーターです。
海外サイトの制作者のコメントによると、他のインジケーター等でトレンドを確認した後に、上昇トレンドならば緑色のドットで買いエントリー、下降トレンドならば赤のドットで売りエントリー、といった使い方をするようです。
ただし、見た限りではあまり精度は高くなく、上昇トレンドで緑ドットが表示された後にすぐ赤ドットが表示されてしまうといったことも多いため、あくまでこのインジケーターはエントリー根拠の1つとして使用し、他のインジケーターと併用すると良いかと思います。
おそらく通貨ペアの相関関係を利用したオシレーターなので、自分の使用したい通貨ペアに変更する際は相関関係を意識した通貨にすると良いかと思います。
独自性の高いインジケーターなので、通貨ペアの相関関係を使ったトレードをしている人にとっては非常に興味深いインジケーターではないでしょうか。
3endを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
3endのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
3endのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
NameCross |
1つ目の通貨ペア 初期値:GBPCHF 1つ目の通貨ペア名を入力します。 |
NameMain1 |
2つ目の通貨ペア 初期値:GBPUSD 2つ目の通貨ペア名を入力します。 |
NameMain2 |
3つ目の通貨ペア 初期値:USDCHF 3つ目の通貨ペア名を入力します。 |
NumberOfBars |
バーカウント 初期値:1000 インジケータを表示する範囲を設定します。 |
Perevorot |
シグナルの色が反転 初期値:false trueに設定すると色の反転が有効になります。 |
「NumberOfBars」の値を大きくするほど、過去にさかのぼってインジケーターを表示します。
デフォルトではGBPCHF・GBPUSD・USDCHFの3通貨が設定されていますので、自身が取引している通貨ペアに変更して使用しましょう。
まとめ
「3end」についてご紹介しましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
上昇トレンドで緑色のドットが表示されたら買いエントリーのシグナル。
下降トレンドで赤色のドットが表示されたら売りエントリーのシグナル。
シグナルの精度はあまり高くない。
「3end」は、通貨ペアの相関関係を考慮して取引したい方に向いているインジケーターです。
先に説明した通り、シグナルの精度があまり高くないため、ほかのインジケーターと組み合わせて使用することをおすすめします。