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CCIと勢力指数をもとにしたパルスでエントリーすべき方向を表示するMT4インジケーター「Trinity-Impulse」

更新日時:2019年11月08日 08:26

Trinity-Impulseスクリーンショット


「Trinity-Impulse」は、CCIと勢力指数にもとづいてエントリーすべき方向を、パルスで表示するインジケーターです。


「Trinity-Impulse」は、次のような方に向いています。


  1. トレンドの有無を調べたい方

  2. エントリーすべき方向を知りたい方


この記事では上記のような方のために、「Trinity-Impulse」の使い方とパラメーターの設定方法について解説します。


  1. Trinity-Impulseの概要
  2. Trinity-Impulseを表示する方法
  3. Trinity-Impulseのパラメーター解説
  4. まとめ

Trinity-Impulseの概要


インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に0を軸とするオシレーターが青色のラインで表示されます。


「Trinity-Impulse」のベースになっているCCIは、相場のサイクルを分析するためのインジケーターで、勢力指数は買いと売りどちらが優勢なのかを分析するためのインジケーターです。


「Trinity-Impulse」は、CCIと勢力指数を乗算した値が、閾値を超えた場合にパルスを表示します。


「Trinity-Impulse」の算出方法は以下の通りです。


CF = CCI × 勢力指数


CFが「nLevel」以上でCCIと勢力指数が0より大きい場合は、Trinity-Impulse=1


CFが「nLevel」以上でCCIと勢力指数が0より小さい場合は、Trinity-Impulse=-1


「Trinity-Impulse」では、インジケーターが表示するパルスの形状によってエントリーの方向を判断します。


V字のパルスは逆張りのシグナルで、プラス方向にV字のパルスが表示された場合は売りエントリー、マイナス方向にV字のパルスが表示された場合は買いエントリーのシグナルです。


U字のパルスは順張りのシグナルで、プラス方向にU字のパルスが表示された場合は買いエントリー、マイナス方向にU字のパルスが表示された場合は売りエントリーのシグナルです。


0の水準に水平なラインが表示されている場合は、現在の相場にトレンドが存在していないことを示しています。


Trinity-Impulseを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Trinity-Impulseのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Trinity-Impulse


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Trinity-Impulseのパラメーター解説


Trinity-Impulseパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

nPeriod

インジケーターの算出期間


初期値:5


CCIと勢力指数を算出する期間を設定します。

nLevel

パルスを表示する閾値


初期値:34


パルスを表示する閾値を設定します。


ダマしのシグナルが多い場合は、「nLevel」の値を大きくすることで、ダマしを減らすことができますので、取引しているマーケットに合わせて調整しましょう。


まとめ


「Trinity-Impulse」の使い方やパラメーターについて解説しましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. V字のパルスは逆張りのシグナル。

  2. U字のシグナルは順張りのシグナル。

  3. 0の水準に水平のラインが表示されている場合はトレンドが存在しない状態。


「Trinity-Impulse」は、エントリーすべき方向を調べたい方に向いているインジケータです。


「Trinity-Impulse」のパルスのみでエントリーするのではなく、ほかの分析方法と組み合わせて判断した方が良いでしょう。

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