LSMAをもとに値動きを分析するオシレーターを表示するMT4インジケーター「TriggerLinesAlert」
更新日時:2019年11月08日 12:51「TriggerLinesAlert」は、LSMA(最小2乗移動平均線)をベースにしたオシレーターを表示するインジケーターです。
「TriggerLinesAlert」は、以下のような方に向いています。
値動きの方向を調べたい方
値動きの転換を捉えたい方
値動きへの反応が速いオシレーターを探している方
この記事では、「TriggerLinesAlert」の見方やパラメーターの設定方法について解説します。
TriggerLinesAlertの概要
インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に「LSMA」と「wt」という2本のラインが表示されます。
LSMAはほかの移動平均線と比較すると、価格への反応が速いという特徴があり、 値動きの激しい相場でも価格をしっかり追うことができます。
インジケーターの値が上昇するとラインが青色で表示され、価格が上昇していることを示しており、反対に、インジケーターの値が下降するとラインが赤色で表示され、価格が下降していることを示しています。
インジケーターが表示しているラインの傾斜が急になっている場合、値動きに勢いがある状態です。
インジケーターの色が切り替わった場合、値動きの方向が転換したことを意味しています。
持ち合い相場などの動意が薄い状態では、インジケーターの色が頻繁に切り替わり、ダマしのシグナルも多くなりますので注意しましょう。
また、「TriggerLinesAlert」にはアラート機能が付いており、インジケーターの色が切り替わると音声とメッセージで転換したことを通知することができます。
TriggerLinesAlertを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TriggerLinesAlertのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TriggerLinesAlertのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Alerts |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに変更するとアラート機能が有効になります。 |
Rperiod |
wt算出期間 初期値:15 肌を大きくすると価格に対するインジケーターの反応が緩やかになります。 |
LSMA_Period |
LSMA算出期間 初期値:5 値を小さくするとLSMAがwtに追従する速度が速くなります。 |
初期設定の状態では、アラート機能が無効になっていますので、必要な場合は「Alerts」をtrueに変更する必要があります。
まとめ
「TriggerLinesAlert」の見方やパラメーターの設定について解説しました。
要点をまとめると以下の通りです。
青色のラインは価格が上昇している状態
赤色のラインは価格が下降している状態
インジケータの色が切り替わった場合、値動きの方向が転換したことを示している。
動意の薄い相場ではノイズが多い。
「TriggerLinesAlert」は、値動きの激しい相場で価格の向かっている方向や、値動きの転換を調べたい方に向いているインジケーターです。
相場の状況によってはダマしが多くなるため、他のインジケーターと組み合わせて使用した方が良いでしょう。