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3回平滑化させて滑らかにしたDPOをサブウィンドウに表示するMT4インジケーター『T3_DPO-v1』

更新日時:2019年11月08日 12:58

t3dpoトップ画像


「T3_DPO-v1」は、T3(3重指数平滑移動平均)で平滑化した逆張り用のオシレーターを表示するインジケーターです。


「T3_DPO-v1」は、次のような方におすすめです。


  1. DPO(Detrended Price Oscillator)のノイズに悩まされている方

  2. 逆張り系の手法を使用している方

  3. サイクルを分析したい方


上記のような方のために、「T3_DPO-v1」の使い方やパラメーターの設定方法について解説していきます。


  1. T3_DPO-v1の概要
  2. T3_DPO-v1を表示する方法
  3. T3_DPO-v1のパラメーター解説
  4. まとめ

T3_DPO-v1の概要


インジケーターを起動するとサブウィンドウ上に、紫色のラインでDPO(Detrended Price Oscillator)が表示され、平滑化済みのDPOが緑色のヒストグラムで表示されます。


「T3_DPO-v1」は、DPO(Detrended Price Oscillator)をT3化、つまり3回平滑化させたものをサブウィンドウに表示するインジケーターで、通常のDPOに比べ滑らかなヒストグラムが描画されるため、非常に見やすいのが特徴です。


DPO(Detrended Price Oscillator)とは、価格の動きからトレンドを排除して単純に価格サイクルを抽出することを目的としたオシレーターで、天井や底を判断するのが得意なため逆張り向きのテクニカル指標です。


過去の安値付近で価格が反発した後、0の水準を下から上に抜けた場合は買いシグナル、過去の高値付近で価格が下落した後、上から下に抜けた場合は売りシグナルになります。


「T3_DPO-v1」では、このDPOが3回平滑化され上下動の見やすい滑らかなヒストグラムが描画されるため、天井や底での逆張りエントリーに役立つインジケーターではないでしょうか。


T3_DPO-v1を表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

T3_DPO-v1のダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


T3_DPO-v1


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


T3_DPO-v1のパラメーター解説


T3_DPO-v1のパラメーター画像.PNG


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「T3_DPO-v1」のパラメーターは、DPOに関数する項目と、平滑化に関する項目で構成されています。


入力項目 入力内容

x_prd

DPOの期間


初期値:0


DPOの期間を設定します。

t3_period

値を大きくすると価格に対する平滑化済みのDPOの反応が緩やかになります。


初期値:8


b

加速因数


初期値:0.7


T3の反応速度が変化します。

CountBars

インジケーターを表示する期間


初期値:300


値を大きくするとより広い範囲にインジケーターを表示します。


パラメーターについては、よく使用する時間足に合わせて値を変更すると良いかと思います。


まとめ


「T3_DPO-v1」を使用する際のポイントは以下の通りです。


  1. 0の水準を下から上に抜けた場合は買いシグナル

  2. 0の水準を上から下に抜けた場合は売りシグナル


「T3_DPO-v1」は、相場の底や天井でエントリーしたい方に、向いているインジケーターです。


また、平滑化によってノイズが減少しているため、通常のDPOのノイズに悩まされているという方は、一度試してみても良いかもしれません。

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