ACのシグナルをドットでチャー上に表示するMT4インジケーター「wlxBWACsig」
更新日時:
AC(Accelerator/Decelerator)は、Bill Williamsによって考案インジケーターで、値動きの加速と減速、方向を分析するためのインジケーターです。
「wlxBWACsig」は、ACをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。
値動きの方向を分析したい方
ACを使用したことがある方
この記事では、「wlxBWACsig」について詳しく解説します。
wlxBWACsigの概要
「wlxBWACsig」はACそのものは表示せずに、ACの発するシグナルをチャート上にドットで表示します。
インジケーターを起動すると、ローソク足と一緒に色着きのドットが表示され、ACが上昇シグナルを発している場合は青色のドット、下降シグナルを発している場合はピンクのドットが表示されます。
「wlxBWACsig」が上昇シグナルを発する条件は以下の3つです。
直近のACから4期間前のACの値全てが0より大きく、4期間前のACから直近のACまで連続で上昇した場合。
4期間から2期間ACが0より低い水準で推移し、直近のACだけが0を超えており、4期間から2期間のACが連続して下降した後、直近のACが2期間のACを上回った場合。
5期間から直近のACまで0より低い水準で推移し、5期間から4期間で下降した後、直近のACまで連続で上昇した場合。
以上の3つの条件のうちどれか一つに当てはまる場合は、上昇のシグナルが発せられ、下降シグナルはこれらと逆の条件が揃った時に発せられます。
ダマしのシグナルもそれなりに出るため、他のインジケーターと組み合わせて使用した方が良いかもしれません。
特に、トレンドの方向に逆らったシグナルが出た場合は、慎重に判断する必要がありそうです。
wlxBWACsigを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
wlxBWACsigのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
wlxBWACsigのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
updown |
ドットとローソク足の距離 初期値:8 ドットの表示位置を調整します。 |
「updown」は、ローソク足とドットの距離を調整するためのパラメーターです。
「wlxBWACsig」はpips単位でローソク足とドットの距離を調整しているので、チャートの縮尺によってはもっとが見にくくなる場合もあります。
必要に応じて「updown」を調整しましょう。
まとめ
「wlxBWACsig」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
AC(Accelerator/Decelerator)のシグナルをドットで表示するインジケーター。
ACが上昇シグナルを発している場合は青色のドットを表示する。
下降シグナルを発している場合はピンクのドットを表示する。
「wlxBWACsig」は、価格が向かっている方向を分析したい方に向いているインジケーターです。
実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか、十分にテストを行うことをおすすめします。