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細かな値動きを排した非時系列チャートを表示するMT4インジケーター「serg153xo」

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serg153xoスクリーンショット

ノイズのような小さな値動きを、チャートから取り除く方法はないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「serg153xo」は、非時系列系のチャートを表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. トレンドの方向を分析したい方

  2. 細かな変動を取り除いた値動きを確認したい方

以上のような方のためにこの記事では、「serg153xo」について解説していきます。

  1. serg153xoの概要
  2. serg153xoを表示する方法
  3. serg153xoのパラメーター解説
  4. まとめ

serg153xoの概要

「serg153xo」を起動すると、チャート上に赤色と黄色のバーが表示されます。

赤色のバーは価格が上昇していることを示しており、黄色のバーは価格が下降していることを示しています。

このインジケーターは、20pips以上価格が変化しない限りは、バーの表示が更新されないため、小さな値動きを取り除いた値動きを確認できます。

また、価格がそれまでの方向とは反対に一定以上動くまでは、同じ色のバーが表示され続けます。

同じ色のバーが長く表示され続ける場合は、価格が一方的に動いており強いトレンドが存在していることを意味しています。

バーの更新に必要な値幅については、パラメーターから変更できるほか、バーの表示色も変更可能です。

このインジケーターに、時間の経過は反映されていないため、使用する際はその点に留意しておきましょう。

serg153xoを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

serg153xoのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

serg153xo

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

serg153xoのパラメーター解説

serg153xoパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「serg153xo」のパラメーターは、バーの更新に必要な最小値幅を設定するための項目と、バーの色を設定するための項目で構成されています。

入力項目 入力内容

RazmBox

バーの最小単位

初期値:20

バーの表示を更新する最小の値幅を設定します。

ColorUp

上昇の色

初期値:Red

上昇のバーの色を設定します。

ColorDown

下降の色

初期値:Yellow

下降のバーの色を設定します。

「RazmBox」は、バーの表示を更新する最小値幅を設定するための項目で、価格がここで設定した値幅以上変化しない限りバーの表示も変化しません。

例えば、10に設定した場合は価格がpips以上変化した場合に、バーも更新されるようになります。

相場のボラティリティに合わせて調整するとよいでしょう。

まとめ

「serg153xo」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. 非時系列系のチャートを表示する。

  2. 価格が上昇している場合は赤色のバー、下降している場合は黄色のバーを表示する。

  3. 一定以上の値動きがない限りバーの表示は更新されない。

「serg153xo」は、小さな値動きを取り除いた価格の変化を分析したい方に、向いているインジケーターです。

価格が同じ方向に動き続ける限り同じ色のバーが表示され、値動きが転換した際にはバーの色も切り替わるため、トレンドの方向や転換を確認しやすくなっています。