交差するトレンドラインと目標水準を表示するMT4インジケーター「TDTLModifiedBR1」
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トレンドラインを自動的に表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「TDTLModifiedBR1」は、検出した高値と安値をもとにトレンドラインと、トレンドラインをブレイクした後の目標水準を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドラインを用いて相場を分析している方
トレンドラインのブレイクを捉えたい方
以上のような方のためにこの記事では、「TDTLModifiedBR1」について解説します。
TDTLModifiedBR1の概要
「TDTLModifiedBR1」を起動すると上方のトレンドラインが赤色、下方のトレンドラインが青色、目標水準が水平の黄色いラインで表示されます。
ローソク足の頂点に表示される白いドットは、インジケーターが検出した高値・安値を示しています。
また、価格がトレンドラインをブレイクした場合、アラートで通知することもできます。
アラート通知は、初期設定の状態では無効になっていますが、有効にすることでトレンドラインのブレイクを見逃す可能性を低減できるでしょう。
高値・安値に表示されるドットは、取引に影響するものではありませんが、チャートの背景を白に設定している場合、背景に同化して見えなくなってしまいますが、ドット自体の色を変更することはできません。
TDTLModifiedBR1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TDTLModifiedBR1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TDTLModifiedBR1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
AlertsOn |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
Comments |
コメントの表示/非表示 初期値:False trueに設定するとコメントが表示されます。 |
TrendLine |
トレンドラインの表示/非表示 初期値:True falseに設定するとトレンドラインが非表示になります。 |
TrendLineStyle |
トレンドラインのスタイル 初期値:STYLE_SOLID トレンドラインを表示する線の種類を設定します。 |
TrendLineWidth |
トレンドラインの幅 初期値:1 トレンドラインの幅を設定します。 |
UpperTrendLineColor |
上方トレンドラインの色 初期値:Red 上方トレンドラインの表示色を設定します。 |
LowerTrendLineColor |
下方トレンドラインの色 初期値:Blue 下方トレンドラインの表示色を設定します。 |
ProjectionLines |
目標水準ラインの色 初期値:True 目標水準ラインの表示色を設定します。 |
ProjectionLinesStyle |
目標水準ラインのスタイル 初期値:STYLE_DASH 目標水準ラインの線の種類を設定します。 |
ProjectionLinesWidth |
目標水準ラインの幅 初期値:1 目標水準ラインの幅を設定します。 |
UpperProjectionLineColor |
上方目標水準ラインの色 初期値:Yellow 上方目標水準ラインの表示色を設定します。 |
LowerProjectionLineColor |
下方目標水準ラインの色 初期値:Yellow 下方目標水準ラインの表示色を設定します。 |
HorizontLine |
水平ラインの表示/非表示 初期値:False trueに設定すると水平ラインが表示されます。 |
「AlertsOn」は、アラート機能の有効/無効を設定するための項目で、デフォルトでは無効になっていますので、必要な場合はパラメーターをtrueに変更して有効にしましょう。
まとめ
「TDTLModifiedBR1」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
検出した高値と安値をもとにトレンドラインを表示する。
上方のトレンドラインが赤色、下方のトレンドラインが青色、目標水準が水平の黄色いラインで表示される。
検出した高値・安値に白いドットを表示する。
「TDTLModifiedBR1」は、トレンドラインを自動的に表示するインジケーターを探している方におすすめです。
トレンドラインのブレイクで、エントリーするためのインジケーターですので、そういった手法を試してみたいという方に向いているインジケーターと言えます。