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複数の時間枠のレンジを同じチャート上に表示するMT4インジケーター「Waddah_Attar_Strong_Level」

更新日時:2020年09月14日 05:29

Waddah_Attar_Strong_Levelスクリーンショット


自動的にレンジを検出して表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。


「Waddah_Attar_Strong_Level」は、時間枠別のレンジを自動的に検出するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. レンジ相場での取引を得意としている方

  2. 自動的にレンジを検出してくれるインジケーターを探している方


以上のような方のためにこの記事では、「Waddah_Attar_Strong_Level」について解説します。


  1. Waddah_Attar_Strong_Levelの概要
  2. Waddah_Attar_Strong_Levelを表示する方法
  3. Waddah_Attar_Strong_Levelのパラメーター解説
  4. まとめ

Waddah_Attar_Strong_Levelの概要


インジケーターを起動すると日足のレンジが赤色のライン、週足のレンジが青色のライン、月足のレンジがオレンジのラインで表示され、各ラインの横にはそれぞれのレートが表示されます。


初期設定の状態では表示されませんが、パラメーターの値を変更することで4時間足のレンジも表示することができます。


「Waddah_Attar_Strong_Level」によって表示されるレンジは、各時間枠で検出した高値と安値をもとに表示しているものとは異なり、各時間枠の一定期間前の複数の終値をもとにレンジの上限と下限を決定しています。


一定期間内の高値/安値をもとにした単純なレンジではないため、このインジケーターによって表示されるレンジが実際の相場でどの程度機能するのか、確認してから使用した方が良いでしょう。


Waddah_Attar_Strong_Levelを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Waddah_Attar_Strong_Levelのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Waddah_Attar_Strong_Level


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Waddah_Attar_Strong_Levelのパラメーター解説


Waddah_Attar_Strong_Levelパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

BackTest

バックテスト有効/無効


初期値:false


trueに設定するとバックテストが無効になります。

DrawMonth

月足のレンジを表示


初期値:true


falseに設定すると月足のレンジが非表示になります。

DrawWeek

週足のレンジを表示


初期値:true


falseに設定すると週足のレンジが非表示になります。

DrawDay

日足のレンジを表示


初期値:true


falseに設定すると日足のレンジが非表示になります。

DrawH4

4時間足のレンジを表示


初期値:false


trueに設定すると4時間足のレンジが表示されます。


「DrawMonth」~「DrawH4」は、それぞれの時間枠のレンジを表示するか否かを設定するための項目です。


trueに設定するとレンジが表示され、falseに設定すると非表示になります。


まとめ


「Waddah_Attar_Strong_Level」について解説してきましたが、特徴をまとめると以下のようになります。


  1. 時間枠別のレンジを表示する。

  2. 日足のレンジを赤色のライン、週足のレンジを青色のライン、月足のレンジをオレンジのラインで表示する。

  3. 各レンジは非表示にできる。


「Waddah_Attar_Strong_Level」は、サポートラインやレジスタンスラインとして機能する可能性のある水準を、把握しておきたい方に最適なインジケーターです。


時間枠ごとのレンジの上限と下限を、まとめて表示したい時などにちょうど良いのではないでしょうか。


表示できる時間枠は4種類のみですが、各時間枠における重要な水準を大まかに把握するという目的であれば必要十分かと思います。