RSIのピークにドットを表示するMT4インジケーター「RSI_LiDo」
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RSIの視認性を高めたいと考えたことはないでしょうか。
「RSI_LiDo」は、RSIにドットを追加したインジケーターで、次のような方に向いています。
視認性の高いRSIを探している方
RSIのピークが目立つように表示したい方
値動きの転換を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「RSI_LiDo」について解説します。
RSI_LiDoの概要
一般的なRSI系のインジケーターでは、RSIの値をラインとして表示します。
ライン上に黄緑色のドットを表示するため、RSIのピークが見やすくなっている点が「RSI_LiDo」の特徴です。
RSIが転換したポイントも見やすくなるので、MT4標準のRSIよりも視認性が向上するでしょう。
RSI自体は、MT4標準のRSIと同様の方法で算出されています。
ただし、デフォルトの状態では、通常のRSIよりも算出期間が短く設定されています。
必要な場合はパラメーターで、算出期間を調整するとよいでしょう。
「RSI_LiDo」の買われ過ぎ水準と売られ過ぎ水準は、75と65、35と25に設定されています。
また、初期設定ではそれぞれのラインの表示色が白に設定されているため、チャートの背景色を白に設定していると、背景と同化してラインが見えません。
チャートかラインの色を変更して使用した方がよいでしょう。
ラインの色を変更する場合は、チャート上で右クリックした後、「表示中のインジケーター」をダブルクリック。
「レベル表示」をクリックし、「スタイル」の色を変更しましょう。
RSI_LiDoを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSI_LiDoのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSI_LiDoのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「RSI_LiDo」のパラメーターは、RSIの算出期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
Default_RSIPeriod |
RSIの算出期間 初期値:4 RSIの反応速度が変化します。 |
「Default_RSIPeriod」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
小さな値に設定すると短期的な値動きが反映されるため、RSIの動きが俊敏になります。
反対に大きな値に設定すると、長期的な値動きが反映されるため、RSIの動きは緩やかになります。
算出期間を短く設定した場合、価格への反応は速くなりますが、ダマしのシグナルも多くなるので注意しましょう。
まとめ
「RSI_LiDo」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
RSIにドットを表示する
一般的なRSIと算出方法は同じ
視認性が高められているのでRSIが転換したポイントが分かりやすい
「RSI_LiDo」は、RSIのピークを目立たせて表示したい方に向いているインジケーターです。
RSIの値が変化したポイントを確認しやすくなるので、RSIをよく使用している方は、一度試してみるとよいでしょう。