トレンド相場でのダマしを抑えたRSIを表示するMT4インジケーター「StepRSI_v5[1].2」
更新日時:
RSIのシグナルをもとにエントリーしたものの、ダマしだったという経験はないでしょうか。
「StepRSI_v5[1].2」は、RSIをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。
RSIのダマしのシグナルに悩まされている方
値動きの転換を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「StepRSI_v5[1].2」について解説します。
StepRSI_v5[1].2の概要
「StepRSI_v5[1].2」を起動すると、サブウィンドウ上に青色と黄色のラインが表示されます。
青色のラインは、移動平均線同士の差にもとづいて算出されたRSIです。
黄色のラインは、青色のラインから一定以下の変化を取り除いたもので、変化が小さい場合は水平なラインが表示されます。
通常のRSIとは異なり、このインジケーターでは下限が20、上限が80に設定されており、トレンドが発生するとインジケーターの値が上限や下限を超えるため、ラインが表示されなくなります。
そのため、誤ってトレンド相場でエントリーしてしまう心配もないでしょう。
青色のラインが黄色のラインとゴールデンクロスした場合は、価格が上に転換するシグナルです。
反対にデッドクロスした場合は下に転換する可能性を示唆しています。
StepRSI_v5[1].2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
StepRSI_v5[1].2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
StepRSI_v5[1].2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
PeriodRSI |
RSIの期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
StepSize |
RSIのステップサイズ 初期値:5 RSIに反映する最小の変化幅を設定します。 |
MAPeriod |
移動平均の期間 初期値:1 移動平均の算出期間を設定します。 |
Price |
適用価格 初期値:0 インジケーターの算出に用いる価格を設定します。 |
Mode |
モード 初期値:1 インジケーターの表示方法を設定します。 |
「PeriodRSI」は、RSIの算出期間を設定するための項目で、期間を短く設定するとインジケーターの反応が俊敏になり、長く設定すると緩やかになります。
「Price」はインジケーターの算出に用いる価格の種類を設定するための項目です。
0に設定した場合は終値、1は始値、2は高値、3は安値、4は中央値、5はTP、6に設定すると加重終値が適用されます。
「Mode」は表示モードを設定するための項目で、0に設定するとインジケーターが全てサブウィンドウ内に表示されます。
まとめ
「StepRSI_v5[1].2」の特徴をまとめると次のようになります。
上限が80、下限が20に設定されている。
トレンドが発生するとラインが上限・下限を超えるため表示されなくなる。
青色のラインが黄色のラインとゴールデンクロスした場合は価格が上に転換するシグナル。
青色のラインが黄色のラインとデッドクロスした場合は価格が下に転換するシグナル。
「StepRSI_v5[1].2」は、RSIのダマしのシグナルを避けたい方に適したインジケーターです。
RSIをもとにトレンド相場でエントリーしてしまった経験のある方は、一度試してみてはいかがでしょうか。