ステップ状に変化するRSIを表示するMT4インジケーター「StepRSI_v5.2」
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RSIはテクニカル分析においてよく使用されるオシレーターのひとつですが、トレンド相場でのダマしに悩まされた経験はないでしょうか。
「StepRSI_v5.2」は、2種類のRSIを表示するインジケーターで次のような方に向いています。
RSIのダマしのシグナルに悩まされている方
値動きの転換を捉えたい方
上記のような方のためにこの記事では、「StepRSI_v5.2」について解説します。
StepRSI_v5.2の概要
「StepRSI_v5.2」を起動すると、サブウィンドウ上に青色と黄色のラインが表示されます。
通常RSIは、価格同士の差をもとに算出されますが「StepRSI_v5.2」では、移動平均同士の差をもとに算出されます。
青色のラインは移動平均をもとに算出したRSIで、黄色のラインは青色のRSIの一定以下の変化を取り除いたものです。
一般的なRSIとは異なり、このインジケーターの上限は80、下限が20に設定されています。
インジケーターの値がこれらの値を超えている場合は、トレンドが発生している可能性があります。
ラインが表示されなくなるので、RSIをもとにトレンド相場でエントリーしてしまうリスクを下げられるでしょう。
青色のラインが黄色のラインを下から上に抜けた場合は、価格が上に転換する可能性を示唆しています。
反対に青色のラインが黄色のラインを上から下に抜けた場合は、下に転換する可能性を示しています。
StepRSI_v5.2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
StepRSI_v5.2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
StepRSI_v5.2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
PeriodRSI |
RSIの期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
StepSize |
RSIのステップサイズ 初期値:5 RSIに反映する最小の変化幅を設定します。 |
MAPeriod |
移動平均の期間 初期値:1 移動平均の算出期間を設定します。 |
Price |
適用価格 初期値:0 インジケーターの算出に用いる価格を設定します。 |
Mode |
モード 初期値:1 インジケーターの表示方法を設定します。 |
「PeriodRSI」は、RSIの算出期間を設定するための項目で、設定した期間に応じてRSIの反応速度が変化します。
「StepSize」は、インジケーターのステップサイズを設定するための項目です。
大きな値に設定するほど、描写されるラインのステップが大きくなります。
「MAPeriod」は、移動平均の算出期間を設定するための項目です。
算出期間を長く設定するとインジケーターの変化も緩やかになります。
まとめ
「StepRSI_v5.2」の特徴をまとめると以下のようになります。
2種類のRSIを表示する。
黄色いラインはステップ状に変化するRSI。
青色のラインは移動平均を使用したRSI。
「StepRSI_v5.2」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。
一般的なRSIとは異なるため、十分なバックテストを実施した上で使用した方が良いでしょう。