レインボー加重移動平均をもとに算出したRSIを表示するMT4インジケーター「SVE_RSI_I-Fish」
更新日時:
RSIのダマしのシグナルに悩まされた経験はないでしょうか。
「SVE_RSI_I-Fish」は、ノイズを抑えたRSIを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
RSIのダマしのシグナルを抑えたい方
ラグの少ないRSI系のインジケーターを探している方
値動きの反転を分析したい方
この記事では「SVE_RSI_I-Fish」について詳しく解説します。
SVE_RSI_I-Fishの概要
「SVE_RSI_I-Fish」は、レインボー加重平均と呼ばれる移動平均の値を用いて、RSIを算出するインジケーターです。
レインボー加重平均は、価格に複数回の加重滑移動平均を施した後、それぞれの加重移動平均をさらに重み付けして算出した平均値です。
レインボー加重平均の値を適用価格として使用することで、「SVE_RSI_I-Fish」はノイズを低減しつつ、ラグを抑えています。
使い方は通常のRSIと変わらないため、普段からRSIを使用している方であれば、使い方で戸惑うこともないでしょう。
SVE_RSI_I-Fishを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SVE_RSI_I-Fishのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SVE_RSI_I-Fishのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RsiPeriod |
RSIの期間 初期値:4 RSIの算出期間を設定します。 |
EmaPeriod |
EMAの期間 初期値:4 指数平滑移動平均の算出期間を設定します。 |
AlertCandle |
アラート 初期値:1 0以下の値に設定するとアラートが無効になります。 |
AlertLevelUp |
上昇アラートの閾値 初期値:12 上昇アラートを出す閾値を調整します。 |
AlertLevelDown |
下降アラートの閾値 初期値:88 下降アラートを出す閾値を調整します。 |
ShowChartAlerts |
アラートを表示 初期値:false trueに設定するとアラートが出た際にチャート上にテキストが表示されます。 |
AlertEmailSubject |
メールアラートの件名 初期値:"" アラートメールに表示する件名を設定します。 |
BarCount |
バーカウント 初期値:500 SVE_RSI_I-Fishを算出する期間を設定します。 |
「AlertCandle」は、アラートを使用するか否かを設定するための項目です。
1以上の値を入力するとアラートが有効になり、0以下の値を入力すると無効になります。
「AlertLevelUp」「AlertLevelDown」は、アラートの閾値を設定するための項目です。
「SVE_RSI_I-Fish」の値が、閾値を超えるとアラートが発せられます。
まとめ
「SVE_RSI_I-Fish」について解説してきましたが、特徴をまとめると以下のようになります。
レインボー加重平均をもとに算出したRSIを表示する。
ラグが少なくノイズも少ない。
使い方は通常のRSIと同じ。
「SVE_RSI_I-Fish」は、RSIのダマしのシグナルに悩まされている方に向いているインジケーターです。
ノイズが少ないRSI系のインジケーターを探している方は、一度試してみると良いでしょう。