特定の時間帯のレンジを自動的に表示するMT4インジケーター「ShadeNY_v5b」
更新日時:
レンジを確認する最も簡単な方法は、自身でサポートラインとレジスタンスラインを引く方法ですが、自動的にレンジを表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「ShadeNY_v5b」は、特定の時間帯のレンジに色をつけて表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
短期取引を行っている方
特定の時間帯のレンジを確認したい方
この記事ではそういった方のために、「ShadeNY_v5b」について解説します。
ShadeNY_v5bの概要
「ShadeNY_v5b」を起動すると、チャート上の9:30から16:05の間に形成されたレンジが黄色で表示されます。
レンジの表示色や表示方法はパラメーターから変更可能です。
しかし、レンジを表示する時間帯は、パラメーターから変更することができないため、変更したい場合はソースコードを改変する必要があります。
また、日足以上のチャートでは、レンジが表示されなくなりますので留意しておきましょう。
ShadeNY_v5bを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ShadeNY_v5bのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ShadeNY_v5bのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ShadeNY_v5b」のパラメーターは、レンジの表示方法を設定するための4つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
ShadeColor |
表示色 初期値:Yellow レンジの表示色を設定します。 |
SetImmediacyON |
最初のティックの後に表示 初期値:true 新しいセッションを表示するタイミングを設定します。 |
SolidRectangle |
塗りつぶし 初期値:true falseに設定するとレンジを塗りつぶさずに表示します。 |
FrameStyle |
枠のラインの種類 初期値:2 レンジを表示する枠の線の種類を設定します。 |
「SolidRectangle」は、レンジを塗りつぶして表示するか否かを設定するための項目で、falseに設定すると枠だけが表示されます。
「FrameStyle」は、枠を表示するラインの種類を設定するための項目で、0に設定すると実線、1に設定すると破線、2に設定すると点線が表示されます。
まとめ
「ShadeNY_v5b」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
チャート上の9:30から16:05の間に形成されたレンジに色をつけて表示する。
レンジを表示する時間帯を調整するためにはソースコードを変更する必要がある。
「ShadeNY_v5b」は、特定の時間帯のレンジを一目で確認できるようにしておきたい方に、向いているインジケーターです。
任意の時間帯にインジケータを表示するためには、ソースコードを変更する必要があるため、誰にでもおすすめできるインジケーターではありませんが、短期取引を行っている方であれば活用できる場面がありそうです。