終値と安値の変化をもとにシグナルを発するオシレーターを表示するMT4インジケーター「XaosExplore_PerkyMod」

更新日時：2020年09月19日 19:37

直近の価格が前の価格と比較して、どの程度変化したのかを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「XaosExplore_PerkyMod」は次のような方に向いています。

1. 価格が転換するタイミングを分析したい方

2. 逆張り系の手法を使用している方

この記事では、「XaosExplore_PerkyMod」について解説します。

1. XaosExplore_PerkyModの概要
2. XaosExplore_PerkyModを表示する方法
3. XaosExplore_PerkyModのパラメーター解説
4. まとめ

XaosExplore_PerkyModの概要

「XaosExplore_PerkyMod」はN期間前の価格に対し直近の価格がどの程度変化したのかを算出し、一定以上の変化があった場合に売りか買いのシグナルを表示するインジケーターで、Edward Samokhvalovによって開発されました。

インジケーターを起動すると水色と黒のラインの表示され、各ラインは価格が変化した度合いを示しており、オレンジ色のひし形の記号は売りシグナル、黄緑色のひし形の記号は買いシグナルを示しています。

「XaosExplore_PerkyMod」の各ラインは以下の方法によって算出されます。

水色のライン＝N期間前の終値/現在の終値

黒色のライン＝N期間前の安値/現在の安値

「XaosExplore_PerkyMod」のベースになっているXaosExplorerというインジケーターは、初期設定の状態ではシグナルの閾値を表示しませんが、「XaosExplore_PerkyMod」は初期設定の状態で表示されるようになっています。

閾値の水準は白いラインで表示されるようになっているため、チャートを背景色を白に設定している場合は背景色か閾値ラインの色を変更する必要があります。

XaosExplorerと比較すると表示されるラインの数が少なくなっており、持合い相場でのダマしの数も少なくなっているように感じます。

XaosExplore_PerkyModを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

XaosExplore_PerkyModのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「XaosExplore_PerkyMod」のパラメーターは、価格を比較する期間を設定するための項目とアラートに関する項目、シグナルの閾値を設定するための項目で構成されています。

「Separation」は価格を比較する期間を設定するための項目で、設定した値に応じてインジケーターの反応速度が変化します。

「indicator_lev1」「indicator_lev2」は、シグナルを表示する閾値を設定するための項目です。

ダマしのシグナルが多い場合は調整すると良いでしょう。

まとめ

「XaosExplore_PerkyMod」の特長は以下の通りです。

1. N期間前の価格に対し直近の価格がどの程度変化したのかを表示。

2. オレンジ色のひし形の記号は売りシグナル。

3. 黄緑色のひし形の記号は買いシグナル。

「XaosExplore_PerkyMod」は、逆張りでエントリーするタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。

メジャーなインジケーターではないため、実際の取引で使用する前に十分な検証を行うことをおすすめします。