傾斜チャネルを自動的に表示するMT5インジケーター「shi_channel_true」

更新日時：2021年12月09日 1:39

傾斜チャネルを手動で表示するのは面倒だと感じたことはないでしょうか。

「shi_channel_true」は、傾斜チャネルを自動的に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

1. 傾斜チャネルを手動で表示するのが面倒な方

2. チャネルを用いた手法を使用している方

上記のような方のために「shi_channel_true」について解説します。

1. shi_channel_trueの概要
2. shi_channel_trueを表示する方法
3. shi_channel_trueのパラメーター解説
4. まとめ

shi_channel_trueの概要

「shi_channel_true」を起動すると、直近の値動きにもとづいたチャネルが表示されます。

チャネルの上限は黄緑色、下限は赤色で表示。

青色の破線は、チャネルの中間水準です。

「shi_channel_true」では、フラクタルで検出した直近のピーク同士をつないでチャネルを表示しています。

パラメーターのフラクタルの算出期間を変更することで、インジケーターに反映する波動の大きさを調整できます。

shi_channel_trueを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

shi_channel_trueのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「AllBars」はチャネルを表示する期間を設定するための項目です。

240に設定した場合、ローソク足240本分の期間にチャネルが表示されます。

「BarsForFract」は、フラクタルの算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると大きな波動がインジケーターの反映されるための、長期的な値動きにもとづくチャネルが表示されます。

「UpChannelColor」「MdChannelColor」「DnChannelColor」は、チャネルの各ラインの表示色を設定するための項目です。

デフォルトの状態で見にくい場合は、別の色に変更するとよいでしょう。

まとめ

「shi_channel_true」について解説しましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. フラクタルで検出した価格のピークをもとにチャネルを自動的に表示する

2. 破線はチャネルの中間水準

「shi_channel_true」は、傾斜チャネルを用いた手法を使用している方に向いているインジケーターです。

また、手動でチャネルの引くのが面倒という方にとっても便利なインジケーターなのではないでしょうか。