Nicolas Darvasの手法をベースにしたチャネルを表示するMT5インジケーター「darvasboxes」
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長期的なトレンドの分析に適したインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「darvasboxes」は、トレンド相場用のチャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
日足チャート上でトレンドを探している方
トレンドフォロー型のインジケーターを探している方
トレンド相場でのストップ水準を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「darvasboxes」について解説します。
darvasboxesの概要
「darvasboxes」は、Nicolas Darvasによって考案されたトレード手法をベースにしたインジケーターです。
インジケーターを起動すると、チャート上にチャネルが表示されます。
価格がチャネルの上限をブレイクした場合は、買いシグナルです。
買いエントリーした場合、ストップ水準はチャネルの下限付近に設定します。
反対に、チャネルの下限を価格がブレイクした場合は売りシグナルです。
売りでエントリーした場合は、チャネルの上限付近にストップを設定します。
Nicolas Darvasの手法は日足チャートでの使用を想定しており、「darvasboxes」も日足チャートで使用する必要があるので注意しましょう。
darvasboxesを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
darvasboxesのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
darvasboxesのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「darvasboxes」のパラメーターは、チャネルの表示方法を設定するための2つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
symmetry |
対称表示の有効・無効 初期値:false tureに設定すると対称を表示が有効になります。 |
Horizontal shift of the indicator in bars |
水平方向へのシフト 初期値:0 チャネルの表示位置が左右に移動します。 |
「symmetry」は、対称表示の有効・無効を設定するための項目です。
trueに設定すると対称表示が有効になり、falseに設定すると無効になります。
「Horizontal shift of the indicator in bars」は、チャネルのオフセットを設定するための項目です。
設定した値に応じて、チャネルの表示位置が左右に移動します。
まとめ
「darvasboxes」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
Nicolas Darvasによって開発された分析手法にもとづくインジケーター
日足チャートで使用する
価格がチャネルの上限をブレイクした場合は買いシグナル、ストップは下限に設定
価格がチャネルの下限をブレイクした場合は売りシグナル、ストップは上限に設定
「darvasboxes」は、日足チャート上のトレンドを捉えたい方に向いているインジケーターです。
実際にどの程度日足チャート上で機能するのかバックテストを実施した上で使用することをおすすめします。