平滑化したモメンタムを表示するMT5インジケーター「blau_csi」
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モメンタムのダマしのシグナルで、エントリーしてしまった経験はないでしょうか。
「blau_csi」は、平滑化したモメンタムを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
モメンタムのダマしのシグナルに悩まされている方
ノイズの少ないモメンタムを探している方
逆張り系の手法を使用している方
この記事では「blau_csi」について詳しく解説します。
blau_csiの概要
「blau_csi」は、モメンタムを指数平滑移動平均で3重に平滑化して算出されます。
そのため、一般的なモメンタムと比較してノイズが低減されています。
「blau_csi」の見方は、ほかのオシレーターと同様に、値が閾値を超えると買われ過ぎ・売られ過ぎと判断します。
「blau_csi」では、25が買われ過ぎ水準、−25が売られ過ぎ水準です。
モメンタムを使用したことがある方であれば、使い方に迷うことは少ないでしょう。
blau_csiを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
blau_csiのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
blau_csiのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
q - period of Candlestick Momentum |
価格差の期間 初期値:1 始値と終値の差を算出する期間を設定します。 |
r - 1st EMA, applied to Candlestick Momentum |
1回目の平滑化期間 初期値:20 1回目の指数平滑移動平均の算出期間を設定します。 |
s - 2nd EMA, applied to the 1st smoothing |
2回目の平滑化期間 初期値:5 2回目の指数平滑移動平均の算出期間を設定します。 |
u - 3rd EMA, applied to the 2nd smoothing |
3回目の平滑化期間 初期値:3 3回目の指数平滑移動平均の算出期間を設定します。 |
AppliedPrice1 - price type [close] |
適用価格1 初期値:PRICE_CLOSE 1つ目の適用価格を設定します |
AppliedPrice2 - price type [open] |
適用価格2 初期値:PRICE_OPEN 2つ目の適用価格を設定します。 |
「r - 1st EMA, applied to Candlestick Momentum」から「u - 3rd EMA, applied to the 2nd smoothing」までの項目は、モメンタムの平滑化に用いる指数平滑移動平均の算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど平滑化の度合いが強くなります。
「AppliedPrice1 - price type [close]」と「AppliedPrice2 - price type [open]」は、適用価格を設定するための項目です。
ここで設定した2つの価格の差をもとに、インジケーターが算出されます。
まとめ
「blau_csi」の特徴をまとめると次のようになります。
平滑化したモメンタムを表示する
値が25以上で推移している場合は買われ過ぎの可能性を示唆している
値が-25以下で推移している場合は売られ過ぎの可能性を示唆している
「blau_csi」は、ノイズの少ないモメンタムを探している方に向いているインジケーターです。
モメンタムのダマしのシグナルに、悩まされた経験がある方は試してみると良いでしょう。