週単位のグリッドを表示するMT5インジケーター「vgridline_weekly」
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1週間単位のグリッドを表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「vgridline_weekly」は、上記の機能を備えたインジケーターで次のような方に向いています。
1週間ごとの値動きを分析したい方
日足チャートをよく使用する方
この記事では、「vgridline_weekly」について詳しく解説します。
vgridline_weeklyの概要
「vgridline_weekly」を起動すると、水色のラインでグリッドが表示されます。
ラインの色や太さなどはパラメーターで変更可能です。
また、表示するラインの数なども変更できます。
「vgridline_weekly」のグリッドは、レートを配信しているサーバーのタイムゾーンに依存するため、日足より小さなチャートではグリッドが日本時間とズレる可能性があるので注意しましょう。
vgridline_weeklyを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
vgridline_weeklyのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
vgridline_weeklyのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Line name |
ラインのラベル 初期値:VLine_Grid_Weekly_ グリッドにカーソルを合わせた際に表示されるラベルを設定します。 |
Line color |
ラインの表示色 初期値:Aqua ラインの色を設定します。 |
Line display style |
ラインのスタイル 初期値:SOLID_ 表示するラインの種類を設定します。 |
Line width |
ラインの幅 初期値:w_1 表示するラインの幅を設定します。 |
Lines background display |
背景表示の有効・無効 初期値:true falseに設定するとラインの背景表示が無効になります。 |
Number of lines in history |
表示するラインの数 初期値:10 表示するラインの数を設定します。 |
Number of lines in future empty history |
将来のグリッドの数 初期値:1 直近のローソク足より右側に表示するグリッドの数を設定します。 |
「Line name」は、ラインのラベルを設定するための項目です。
特に変更する必要がなければ初期設定のまま使用するとよいでしょう。
「Line color」は、ラインの表示色を設定するための項目です。
ラインが見にくい場合は別の色に変更しましょう。
「Line display style」は、表示するラインの種類を設定するための項目です。
実線や点線、破線などを選択できます。
「Line width」は、ラインの幅を設定するための項目です。
5段階でラインの幅を調整できます。
「Lines background display」は、ラインを背景に表示するか否かを設定するための項目です。
trueに設定するとラインがローソク足の後ろに表示され、falseに設定するとローソク足の前に表示されます。
「Number of lines in history」は、表示する過去のラインの数を設定するための項目です。
10に設定した場合、10本のラインが表示されます。
「Number of lines in future empty history」は、直近のローソク足よりも右側に表示するラインの数を設定するための項目です。
1に設定した場合は、直近のローソク足の右側に1本のラインが表示されます。
まとめ
「vgridline_weekly」の特徴をまとめると以下のようになります。
1週間ごとにグリッドを表示する
サーバーのタイムゾーンと日本時間との差に注意が必要
「vgridline_weekly」は、1週間単位の値動きを分析している方に向いているインジケーターです。
前述の通り、レートを配信しているサーバーのタイムゾーンによっては日本時間とズレが生じるので注意しましょう。