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レンジ抜け?飛び乗りは時に大怪我に。ユーロ/円-2016年01月21日の振り返り

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上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。2016年1月20日の相場の振り返りをして行きたいと思います。

昨日は、これまでサポートラインとなっていた127.50を下抜け、一時126.61迄下落したものの引けにかけて127を回復、127.50手前でクローズする形となりました。

少し細かく見ますと、東京時間~欧州時間OPにかけての下落は127.00~127.10に入っていた断続的な買いオーダーによって、一旦はサポートされたもののこれまでサポートとなっていた127.50がレジスタンスとなって再度下落、126.50に入っていた厚めの買いオーダーの手前126.61まで下落して再度127.50を試すような値動きとなっています。

127.50はこれまでサポートラインとして機能してきたプライスですが、これがレジスタンスラインとして機能して行くのかどうかが注目されます。

この記事を書いている1月21日9:00現在では、127.50に売りのオーダーは観測されていませんが、今後、まとまった売りオーダーが入るのかどうかを注意深く観察したいと思います。

さて、トレードですが、昨日の場合はブレイクアウト狙いで127.50を下抜けした日本時間18時辺りで入るとエントリー位置的には中途半端な位置になってしまい、その後一旦戻したところで含み損を抱え、場合によっては損切りになるという事もあったかと思います。

ブレイクアウト狙いは、ブレイク後の戻しでやられて、損切りした後に下がって行ってしまうと精神的なショックが大きいので、飛び乗りは結構難しいエントリーとなります。こういう時は飛び乗らずに一旦我慢して、戻り売りを狙う方が勝ち易いケースが多いです。

大きな動きが出た際、値動きについて行く事は悪い事ではありませんが、電車と一緒で飛び乗ると怪我をしてしまう事もあります。

乗り遅れたと感じた時には、無理にエントリーをせず、ブレイクした後の値動きの範囲を見定め、環境認識をしっかりとした上で波形の傾向を見ながら、入りやすい所で入って行くと言う我慢が非常に大切です。

それでは本日も頑張りましょう!