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トランプ大統領、約2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税措置を指示との報道

更新日時:

9月14日の金融市場は、米株はほぼ横ばい、10年債利回りは上昇後に低下。為替はユーロ安・ドル高での推移となりました。

材料視されたのは、トランプ大統領が約2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税措置を指示したと伝わった事が材料となっています。

ドル円

ドル円日足チャート2018年09月17日
ドル円1時間足チャート2018年09月17日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル円の値動き

始値:111.908

高値:112.162

安値:111.747

終値:112.043

+13.5pips(高値から安値:41.5pips)

ドル円の解説

【日足】

9月14日のドル円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり、実体が小さい陽線となりました。

この所のドル円は、白い楕円の部分の上昇に対する押し目買いを考えている勢力と赤い楕円の部分の下落に対する戻り売りを考えている勢力の売買が交錯しているような状況にありました。

先週木曜日・金曜日の値動きによって、赤い楕円の部分の下落に対する戻り売りを考えている勢力が注目していたと思われる『111.669』『111.793』と言ったレジスタンスラインを上抜いてきています。

売り方の投げが出てもおかしくはない状況にありますが、『111.669』『111.793』と言った旧レジスタンスラインがサポレジ転換するか?一種のオーバーシュートであったのか?を見極める局面に入ったと言えようかと思います。

【1時間足】

今日はいつもよりも長い期間が写っているチャートを持ってきました。

日足のパートで『111.669』『111.793』と言った日足レベルのレジスタンスラインを上抜いているという事を解説しましたが、1時間足に落としてもう少し詳しく見てみると緑の波の戻り高値ライン『112.128』(赤い楕円で囲った高値)で上昇を阻まれている事が見て取れます。

『112.128』のラインというのは、日足で見るとヒゲの中にあるレジスタンスラインで、日足だけを見ていると気付かないラインという事になるわけですが、売り方にとっては土俵俵のようなレジスタンスラインという事になろうかと思います。

本日に関してはこのラインを中心にマークしていくという事で良いかと思います。

ユーロ円

ユーロ円日足チャート2018年09月17日
ユーロ円1時間足チャート2018年09月17日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ円の値動き

始値:130.828

高値:131.103

安値:130.167

終値:130.221

-60.7pips(高値から安値:93.6pips)

ユーロ円の解説

【日足】

9月14日のユーロ円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり、上ヒゲが気持ち長め、実体も比較的大きめの陰線となっています。

『H1』→『H2』→『H3』と高値を切り下げてきましたが、『L1』→『L2』と安値を切り下げることは出来ず、一種の三角持ち合いのような形になっています。

『H3』の高値を上抜くような事があれば、オレンジの波がダブルボトムになる可能性があり、その場合のネックラインは『131.604』という事になりますが、その手前の『130.765』・『13.725』と言った辺りのレジスタンスラインに頭を抑えられて小反落した格好になっています。

近視眼的に見れば、紫の楕円で囲った部分がダブルトップになる可能性もある形になっているというややこしい感じの波形を形成しています。ちなみにこの場合のネックラインは『128.208』という事になります。

短期売買をするという事であれば別ですが、長めに持つスタイルの人はダブルボトムになるのか?ダブルトップを作るのか?の趨勢を見極めてから仕掛け所を考えましょう。

【1時間足】

白い楕円の部分で、かなり小さいダブルトップを形成、下落してきています。

下方向に目を転じれば、青い波の旧戻り高値『129.898』まで目ぼしいサポートラインはない形ではありますが、『129.898』から下には断続的にサポートラインが存在しています。

売り方は白い楕円の部分のダブルトップを根拠とした売り、買い方は『129.898』から下のサポートラインを頼みとした買いを考えるという事になろうかと思いますが、ラインの隙間のない所は注意しなければならないゾーンという事になりますので、短期でやっている人は欲張らずにもらっておくというのも一つの考え方ですので、短期足なども駆使しながら波の折り返しを観測できたのであれば貰っておくという事で良いかと思います。

ユーロドル

ユーロドル日足チャート2018年09月17日
ユーロドル1時間足チャート2018年09月17日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロドルの値動き

始値:1.16890

高値:1.17209

安値:1.16199

終値:1.16217

-67.3pips(高値から安値:101.0pips)

ユーロドルの解説

【日足】

9月14日のユーロドルの日足の形状は、上ヒゲがあり、実体が比較的大きい陰線となりました。

黄色の水平線は、『1.13416』~『1.17057』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻しライン付近から押し目買いが入って上昇したものの、直近高値ライン『1.17057』で頭を抑えられた格好になっています。

このまま下落して『1.15477』・『1.15354』と言った辺りを下抜いてくるとダブルトップを形成するという事になりますので、注目して見ていく必要性があります。

【1時間足】

日足のレジスタンスライン『1.17057』の少し上から一気に売られた感じの値動きとなっています。

金曜日の夜だったという事もあり、見逃しちゃったという人もいるのかな?という気もしますが、入れなかったのであればそれはそれとして新たな入り所を見出していけばよいかと思います。