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トランプ政権が2000億ドル相当の対中追加関税追加を発表

更新日時:

7月10日の金融市場は、米株は堅調・円安進行といった具合の値動きとなりましたが、本日朝からトランプ政権が2000億ドル相当の対中追加関税追加を発表しています。

米中貿易戦争は激化の一途という事になろうかと思いますが、一朝一夕に解決するような問題ではないので、クローズアップされる時があったり材料視されない事もあったりという中で流れていくのかなというように思います。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年07月11日
ドル円1時間足チャート2018年07月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:110.836

高値:111.347

安値:110.753

終値:110.979

+14.3pips(高値から安値:36.8pips)

ドル/円の解説

【日足】

7月10日のドル円の日足の形状は、上ヒゲの長い陽線となりました。

『111.032』・『111.283』のレジスタンスラインにヒゲでワンタッチしてきましたが、実体では上抜け出来ずに上ヒゲになって引けた格好になっています。

白い網掛けのゾーンの上限辺りから売られた格好になっていますが、構図としてはあまり変化はなく、引き続き白い網掛けのゾーンをどちらへ抜けていくかを見ていくという事になろうかと思います。

【1時間足】

日足のレジスタンスライン『111.032』・『111.283』を破るかな?といった展開でしたが、引け間際の急落でレジスタンスされています。

とは言っても、波形という観点からすれば折り返しは起こっておらず、打診売りにはまだ時期尚早かというようにも思えます。

日足レベルの波に乗りたい人は特に今はまだガマンという事で良いかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年07月11日
ユーロ円1時間足チャート2018年07月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:130.226

高値:130.733

安値:130.085

終値:130.317

+9.1pips(高値から安値:64.8pips)

ユーロ/円の解説

【日足】

7月10日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲの長い小陽線となりました。

黄色の水平線は、『133.096』~『125.412』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

白い波の直近高値ラインかつ61.8%戻しラインと重なるレベルにある『130.083』を微妙に上抜けて寄り付き、昨日終盤の値動きで同ラインのレベルへと戻ってきてしまった関係で、抜けたか抜けてないか?サポレジ転換したのか?と言った事の判断が難しい状況になっています。

ここは日足だけで判断するのではなく、1時間足などの日中足を用いて判断していくのが賢明ということになろうかとおもわれますので、日足だけを見て『こう思う』という事で安易に仕掛けないようにしましょう。

【1時間足】

日足のパートで述べたように『130.083』のラインを跨いだ値動きの中で、同ラインを抜けたのか?抜けたとすればサポレジ転換してサポートラインとしての力を持っているのか?と言った部分の見極めをする必要性が出てきています。

この所の値動きを白いラインの波として認識するのであれば、ラス押し安値を下抜いており、トレンド転換と考える事も出来ます。

しかしながら、赤い楕円で囲った部分の押しが浅い感は否めず、ピンクの一本の波と見るという見方をするトレーダーがいる可能性も否定できません。

こういったいくつかの見方が出来るという時は、『後出しに徹する』事が鉄則で、時間が経過して行けばいつしかどちらの見方が正しかったのか?という事が見えてきます。同時に間違った側が損切りをしてくるのはどうなった時か?という事も時間経過と共に明らかになりますので、安易にどちらかの側に立つのではなく、どちらかが間違った事が分かった所で間違った側の人の損切りに新規注文をぶつけるくらいのつもりで仕掛けを考えて行きましょう。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年07月11日
ユーロドル1時間足チャート2018年07月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.17484

高値:1.17619

安値:1.16895

終値:1.17426

-5.8pips(高値から安値:72.4pips)

ユーロ/ドルの解説

【日足】

7月10日のユーロドルの日足の形状は、長めの下ヒゲがある小陰線となりました。

白いラインのダブルボトムのネックラインで反発した格好になっています。

【1時間足】

昨日のユーロドルは『1.17020』で反発しているものの波形という観点からすれば、波の反転は観測できていない事が分かります。

買いを考えるには時期尚早、しっかりと波の折り返しを見て入るようにしましょう。

参考ページ:ドル円・ユーロ円・ユーロドルのサポレジを毎日更新!

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50【日本】5月機械受注(前年同月比)

08:50【日本】6月国内企業物価指数(前月比)

08:50【日本】6月国内企業物価指数(前年同月比)

08:50【日本】5月機械受注(前月比)

10:30【オーストラリア】5月住宅ローン件数(前月比)

13:30【日本】5月第三次産業活動指数(前月比)

16:00【ユーロ】ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

20:00【米国】MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30【米国】6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)

21:30【米国】6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)

21:30【米国】6月卸売物価指数(PPI)(前月比)

21:30【米国】6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

23:00【米国】5月卸売在庫(前月比)

23:00【米国】5月卸売売上高(前月比)

23:00【カナダ】カナダ銀行 政策金利

24:35【英国】カーニー英中銀(BOE)総裁、発言