ユーロ/円-2016年03月04日の振り返り-イベント発表の日は休むも相場
更新日時:
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年03月04日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ/円
始値:124.52
終値:125.21
高値:125.57
安値:123.92
+69pips(安値から高値165pips)
■ドル/円
始値:113.66
終値:113.80
高値:114.24
安値:113.11
+14pips(安値から高値113pips)
■ユーロ/ドル
始値:1.0955
終値:1.1002
高値:1.1042
安値:1.0902
+47pips(安値から高値140pips)
ユーロ/円の日足は、陽線となりました。日足のネックラインを上抜けて来ています。更なる上昇に繋げて行けるかに注目したいと思います。
ドル/円の日足の形状は、コマ足のような陽線で終えています。日足のダブルボトムのネックラインに近い場所での出現なので、少しいやな場所での出現かと思います。
ユーロ/ドルの日足の形状は、陽線となりました。上下にヒゲがあるものの比較的買い意欲の高かった一日だったかと思います。
先週末は、ユーロ/円とユーロ/ドルが上昇、ドル/円は小さな上昇に留まりました。ユーロ買いの強い一日であったかと思います。
オーダーの変化
126.00 売り
123.00 買い
122.50 買い
122.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
121.80 割り込むとストップロス売り大き目
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、本邦時間18時に以下のオーダーが観測されています。
127.00 売り(18時観測)
126.50 売り(18時観測)
123.50 買い(18時観測)
ユーロ/円 | ドル/円 | ユーロ/ドル | 備考 | |
---|---|---|---|---|
7:00 | -1.6 | 4.6 | -7.2 | ドル>円>ユーロ |
8:00 | -7.7 | -3.7 | -4.3 | 円>ドル>ユーロ |
9:00 | -8.9 | -13.8 | 5.4 | 円>ユーロ>ドル |
10:00 | -34.1 | -23.8 | -7 | 円>ドル>ユーロ |
11:00 | 28 | 32.5 | -6.8 | ドル>ユーロ>円 |
12:00 | 12.2 | 3 | 8 | ユーロ>ドル>円 |
13:00 | 4.5 | 2.4 | 1.5 | ユーロ>ドル>円 |
14:00 | 23.8 | 15.4 | 7.3 | ユーロ>ドル>円 |
15:00 | -2 | 4.9 | -7.1 | ドル>円>ユーロ |
16:00 | 1.7 | -3.3 | 4.1 | ユーロ>円>ドル |
17:00 | -28.6 | -13.4 | -12.2 | 円>ドル>ユーロ |
18:00 | 24.3 | -3.2 | 24.2 | ユーロ>円>ドル |
19:00 | 20.4 | -0.8 | 19.1 | ユーロ>円>ドル |
20:00 | 8.3 | 5.2 | 2.2 | ユーロ>ドル>円 |
21:00 | -16.3 | -1.6 | -12.6 | 円>ドル>ユーロ |
22:00 | -8.5 | -17.4 | 9.7 | 円>ユーロ>ドル |
23:00 | 27.1 | -22.1 | 44.7 | ユーロ>円>ドル |
0:00 | 30.5 | 45.6 | -17.1 | ドル>ユーロ>円 |
1:00 | 12.8 | 10.3 | 1.4 | ユーロ>ドル>円 |
2:00 | -12 | 1.1 | -11.8 | ドル>円>ユーロ |
3:00 | 26.3 | 27.9 | -3.5 | ドル>ユーロ>円 |
4:00 | -10.7 | -13 | 3.3 | 円>ユーロ>ドル |
5:00 | -7.6 | -10.8 | 4.1 | 円>ユーロ>ドル |
6:00 | -13.9 | -13.8 | 0.4 | 円>ユーロ>ドル |
雇用統計の結果
先週末は雇用統計が発表されました。私は、雇用統計等のビッグイベントの日はトレードをしないと決めているので、先週末はノートレードでした。
雇用統計の結果は、以下のような結果になりました。
・非農業部門雇用者変化は24万2000人増(予想の19万5000人増)
・失業率4.9%
非農業部門雇用者数が大幅増となっています。
強めの結果であった割には、あまりドル買いにはなりませんでした。発表直後は、ドル/円、ユーロ/ドルは大きく上下に振らされる展開になっています。
こういった値動きの時は、最悪、往復でやられてしまうという事もあり、一種のギャンブルに近いトレードとなってしまいがちです。雇用統計発表直後等はドル中心値動きになりますので、特にドルストレートでの取引はかなり難しいトレードになってしまう事が多いです。
世の中には指標トレードと言って大きな指標発表直後の値動きを捉えるトレード手法もあり、それで勝っている方もいるそうなので、それが必ずしもダメという事ではないと思うのですが、最低限、発表前からポジションを持っておくのは辞めた方が良いと思います。
イベントが通過してからしっかり環境認識をした上でトレードをしても十分にチャンスを生かす事が出来ますので、博打的なトレードは忌避すべきであると考えます。
それでは、本日も頑張りましょう!