コアレンジを上抜けしつつある?~ドル・円・ユーロ相場~2016年03月25日振り返り
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上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年03月25日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。
ユーロ/円の日足の形状は、陽線となりました。全体的な流れとしては、3月22日に124.65を付けてから押し目買い進行中と言った感じの流れになっています。意識されてくるプライスは、3月11日高値の127.27付近かと思われます。127.27と言うプライスは、日足レベルで見た2月の下げトレンドの50%戻しくらいのプライスでもあり、ここを破れるかがポイントになりそうです。
ドル/円の日足の形状は、陽線となりました。これで6連騰という事になります。3月の高値114.54を伺うような形になって行くのか注目して行きたいと思います。
ユーロ/ドルの日足の形状は、陰線となりました。これで6日続けての下落となります。そろそろ押し目買いが入っても良いような水準に来ていますが、まだドル買いが優勢な流れのように思われます。
■ユーロ/円
始値:126.13
終値:126.31
高値:126.45
安値:125.89
+18pips(安値から高値56pips)
■ドル/円
始値:112.88
終値:113.11
高値:113.31/p>
安値:112.74
+23pips(安値から高値57pips)
■ユーロ/ドル
始値:1.1173
終値:1.1165
高値:1.1180
安値:1.1152
-8pips(安値から高値28pips)
水準が一段上がったレンジ
先週末のユーロ円相場は、安値~高値まで56pips程しかない中での値動きとなりました。しかも、最大の値動きとなったのは9時に出た大陽線で、その後は非常に動意の薄い展開となった為、やりようが無かったような状態であったかと思います。
俯瞰すると3月中旬くらいから入り込んでいたレンジの上限付近におり、同期間のコアレンジは上抜けしつつあるような状態となっています。
今月中旬くらいから、ドル円は底打ちして上昇、ユーロドルは天井を打って下落と言う逆相関の動きが続きましたので、ユーロ円はレンジだったという事になるわけですが、どちらかと言うとドル円の値動きに引っ張られている部分の方が強い感じです。
ユーロ円が大きく動くのは、3通貨ペア共に同じ方向を向いた時ですので、日足レベルで見て、ドル円が底打ちした感を示している状況下では、ユーロドルに押し目買いが入った時にユーロ円は大きく上昇する事が見込まれます。そういう局面があるかどうかは分かりませんが、もし、そういう局面があるようであれば逃がさないようにしたいところです。
それでは、本日も頑張りましょう!