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爆益とは行かずとも仕掛けやすい値動き~ユーロ/円~2016年05月17日振り返り

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上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。2016年05月17日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。

■ユーロ/円

始値:123.40

終値:123.46

高値:124.16

安値:123.22

+6pips(安値から高値94pips)

05/17のユーロ/円は、一時124代まで上昇しましたが、反落しほぼ行ってこいとなりました。124代では売りたい参加者が多かったという事かと思います。

オーダーの変化

125.50 売り厚め

124.00 売り、OP18・20日NYカット

122.50 買い

122.00 買い

121.20 割り込むとストップロス売り大きめ

121.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測

上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、本邦時間14時・21時に新たに以下のオーダーが観測されています。

121.50 OP19日NYカット(14時観測)

124.50 売り(21時観測)

エントリーポイントの解説(チャート画像『A』の部分)

昨日は、2度のエントリーを行いました。まずは、1回目のエントリー(チャート画像『A』の部分)のエントリーについて、解説して行きたいと思います。

環境認識として、123.20アラウンドにサポートライン(チャート画像青い点線)が存在していました。本邦時間の12:00に同ラインの下抜けを試しています。13:00のロウソク足が陽線となった事で、同ラインでサポートされたと考え、ロングのエントリーを検討しました。

この時点でのロングのエントリーが妥当かの判断の為にドル/円・ユーロ/ドルを併せて見て行きます。

ドル円1時間足

上の画像は、ドル/円1時間足チャートです。

チャート画像『A2』の部分が12:00~13:00の値動きとなります。値動きを見るとドル円においても、レンジ下限付近でサポートされたかのような値動きをしています。チャートの形状としても、ユーロ/円との相関性が見て取れ、円売りの方向性がユーロ/円と合致しています。

ユーロ/ドル1時間足

上の画像は、ユーロ/ドル1時間足チャートです。

チャート画像『A3』の部分が12:00~13:00の値動きとなります。値動きを見るとユーロ/ドルにおいてもレンジの下限付近をウロウロしているような状況にありました。12:00~13:00の時点では、まだレンジ下限から反発したと言える状況ではありませんでした。

1.ドル/円との相関性

2.ユーロ/ドルがレンジ下限から反発するような値動きになれば3通貨ペアとも上昇の流れとる可能性がある

上記2点の理由から、ユーロ/円においてロングのエントリーを行いました。123.31で約定しています。

その後、ウマい具合に上昇、16:00~18時にかけて124.00に観測されていた売りオーダーに接触、一時的に上抜けしています。124.00のラインがサポートラインに転換する可能性を鑑みホールドしていましたが、19:00のクローズで124.00を割って来たので20:00の寄り付き123.97で利食っています。

結果として、66pips程の利益を得る事が出来ました。

エントリーポイントの解説(チャート画像『B』の部分)

環境認識として、124.00には『売り、OP18・20日NYカット』と言うオーダーが存在していました。16:00~17:00にかけて同オーダーに接触、一時的に上抜けています。

この時点で、以下の2つの可能性を考えました。

1.124.00がサポレジ転換して、サポートラインとなる可能性

2.一旦は上抜けたものの一種のオーバーシュートである可能性

そういう目でチャートを見ていたところ、19:00のクローズにおいて、実体で124.00を下抜いてきました。この時点で、保有していたロングポジションをエグジット、同時にショートのエントリーを検討しました。

この時点でのショートのエントリーが妥当かの判断の為にドル/円・ユーロ/ドルを併せて見て行きます。

ドル円1時間足

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

チャート画像『B2』の部分が19:00~20:00の値動きとなります。値動きを見るとドル/円においても、2層のオーダーに跳ね返されているような状況となっている事が分かります。チャートの形状としても、ユーロ/円との相関性が見て取れ、円売りの方向性がユーロ/円と合致しています。

ユーロドル1時間足

上の画像はユーロドル1時間足チャートです。

チャート画像『B3』の部分が19:00~20:00の値動きとなります。波形がメチャクチャで、サポートもレジスタンスも無いような形状ですが、この時点において見て取れることは、16:00に目先高値を付けて反落、戻り売りが入って、戻り売り進行中と言った値動きとなっています。この事から、ユーロ売りの方向性がユーロ/円と合致しています。

上記2点の理由から、ユーロ/円においてショートのエントリーを行いました。123.97で約定しています。

その後、ウマい具合に下がってくれましたが、21:00に123.50のラインに接触しています。このラインは、元々売りのオーダーが観測されていたラインで、サポレジ転換が警戒されたラインです。その後、22:00のロウソク足が陽線となったので、23:00の寄り付き123.64でエグジットしています。

結果的に39pipsの利益を得る事が出来ました。

ここ2日程の間、ユーロ円は爆益とまでは行きませんが、仕掛けやすい値動きだったように思います。

それでは、本日も頑張りましょう!