週末イベントを控えて中途半端なプライス~ユーロ/円~2016年05月31日振り返り
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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年05月31日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
■ユーロ円の値動き
始値:123.752
終値:123.225
高値:124.177
安値:122.962
-52.7pips(高値から安値:121.5pips)
昨日のユーロ/円の日足の形状は、陰線となりました。
昨日は、124.00乗せをチャレンジする展開となりましたが、乗せきれずにNY時間から大きく下落、一時122.962を付ける場面もありました。123.00アラウンドではサポートされ123前半で引けています。
一昨日、ダブルボトムのネックラインを上抜けたのですが、昨日の下落によって、またネックラインの内側へ戻されてきています。
俯瞰すれば、124.239のレジスタンスライン手前(チャート画像赤枠の部分)で失速して、押し戻される形となっています。
引けたプラスが非常に微妙で、ネックラインとサポートラインのレンジのちょうど真ん中辺りで引ける形になっています。上下どちらへも動きそうな中途半端な位置で止まっていますので、エントリーには注意が必要な状況となっています。
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【日足レベルで見たレジスタンスライン候補】
126.211
124.239
123.570
【日足レベルで見たサポートライン候補】
122.524
121.991
121.731
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
125.00 売り厚め
124.50 売り
124.00 売り
122.00 買い
121.20 割り込むとストップロス売り大きめ
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、18:00に新たに以下のオーダーが観測されています。
123.00 買い
121.00 買い厚め・割り込むとストップロス売り、OPバリア観測
ユーロ/円の値動きの解説
環境認識としては、124.00から上には売りオーダーや日足レベルのレジスタンスライン候補が断続的に並んでいる状態でした。また、下方にはサポレジ転換の可能性のあるラインがいくつかと123.00に何本かのサポートライン候補で形成された支持帯が存在していました。
昨日は、東京時間とNY時間に2度、124乗せを試みましたが、日足レベルのレジスタンスライン候補であった124.239手前で跳ね返される形となりました。
チャート画像白い楕円の部分でダブルトップを形成して、大きく下落して行っています。ここのダブルトップは私も狙っていたのですが、23:00~0:00にかけての一発目の下げが余りにも大きく下げてしまったので、入る機を逸してしまい、ノーエントリーとなってしまいました。
出来ればマイルドな感じで折り返してもらって、エントリーしてからドカンと下げて欲しかったのですが、そんなに都合よく動いてくれるはずもなく、ネックラインギリギリまで下げる形となりました。ここでエントリーしていてもある程度の値幅が取れた感じがしますが、私は山の上の方でエントリーしたい人なので、今回は見送りとしました。
昨日の記事でも少し書いたのですが、123.00をサポートラインとして注目しておりましたが、123でサポートして小反発して引けています。
さて、本日ですが、引き続き、123.00アラウンドの抵抗帯が注目されてくると思います。上は、日足レベルのサポートラインの123.57がまずは注目かと思いますが、一昨日・昨日と何度かプライスが行き来していますので、レジスタンスとしての機能がどの程度あるのかは微妙な所かもしれません。
上値目標として注目されてくるラインは、昨日抜けなかった124.00から断続的に存在している抵抗帯が注目されてくるかと思います。
今週は木曜日にECB金融政策発表、金曜日に米雇用統計とイベントが控えています。個人的には、今週は今日まででトレード終わりかと言うような感じで構えていますが、週末のイベントを控え、どういった値動きになってくるのか注目したいと思います。
それでは、本日も頑張りましょう!