押しが浅目の時の押し目買いは要警戒~ユーロ/円~2016年06月29日振り返り
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ユーロ円の値動き
上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年06月29日のユーロ/円相場の振り返りをして行きたいと思います。
始値:113.674
終値:114.393
高値:114.490
安値:112.932
+71.9pips(高値から安値:155.8pips)
日足のサポートライン・レジスタンスラインとなりそうなプライス
【レジスタンスライン候補】
122.524
122.089
121.991
121.731
121.010
118.562
116.991
【サポートライン候補】
特になし
オーダーの変化
上の画像は、ユーロ/円1時間足チャートです。昨日のオーダー状況の推移は以下のような推移となっています。
116.00円 売り
115.00円 売り
110.80円 買い
110.00-10円 断続的に買い
107.00円 買い厚め
105.00円 買い厚め
上記のオーダーが前日より引き続き観測されている状態で、新規のオーダーは観測されませんでした。
ユーロ/円の値動きの解説
昨日は、以下のトレードを行っています。
チャート画像『A』の地点でロングのエントリー(113.256) チャート画像『B』の地点でエグジット(114.137) 結果:+88.1pips
環境認識として、一昨日までのレンジの上限であった112.863及び113.229がサポレジ転換して、サポートラインとしての力を持つかに注目していました。
エントリーの根拠としては、113.229でサポートされたと見てロングのエントリーを行ったという事になりますが、一旦、同ラインを下抜けてしまい、もう一段下のサポートライン候補として見ていた112.863の手前から反発して、上昇して行く形になりました。
結果論としては、113.229のラインがサポートされたという事にはなりますが、一時的にもう少しで損切りになりそうという状態にはなりましたので、危うい局面もあったトレードだったと言えると思います。
113.229と言うプライスは、押し目買いとしてはやや浅目の押し感が否めなかったので、エントリー前に多少の逡巡を感じた部分もあったのですが、エントリーしてしまった事で2時間ほどガマンの時間帯があったトレードとなりました。
基本的な方向性として、ブレグジットショック以降続いていたレンジを上方にブレイクした事で、上方向へのバイアスが掛かっているという環境認識の中で、『下がった所は買う』と言うスタンスで構えていました。その方針に従って、買いを入れる候補地点として、113.229及び112.863アラウンドを考えていて、113.229は大正解ではなかったけれども、112.863を下抜けなければホールドと言う方針の中で、112.863の下に損切りを入れていた為に損切りにかからなかったという事かと思います。
昨日の場合は、エントリーポイントはベストではなかったと言えますが、『基本的な方向性についての認識』・『損切りを入れるポイント』の2点が間違っていなかった為に辛くも勝てたという事かと思っています。
私は未熟者なので、勝つ場合でも完璧に読みが当たって勝つという事はそれほど多くなく、当たらずとも遠からず的な感じで読みが当たって勝つという事がまだまだ多いです。相場ってそういうモノなのかなと思ったりもしますが、細かく分析した結果として、大まかな方向性を持つという事が大事なのかなと思っています。
さて、本日ですが、日足を見る限りにおいては、ショートカバー継続中と言った状況になっています。仮に今年下半期に向けて上がって行くとしても、もう一度くらいはブレグジットショックの安値を試しに行く局面はあるのではないかと言うような気がします。
端的に言えば、どこかで戻り売りが入るのではないかと言う事ですが、あまりにも大きく下げてしまった事で、戻り売りが入りそうな候補地点が117アランド迄ないような状態でもあります。相場において全勝は不可能なので、必ず負ける局面と言うのが来ますが、日足レベルで見てショートカバー局面が終わるまで、勝てなくなるまで押し目買いで良いのかなと言うように思います。
それでは、本日も頑張りましょう!