FXで何やっても勝てなくて、やったコト

難しい相場が続く日々。何もしないという事もトレードの一つ~2016年09月28日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20160929-01

エントリーポイントについて

上の画像は、2016年09月28日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

昨日のドル円は、寄り付きから上昇の流れとなりましたが、欧州時間辺りから失速、青い網掛けのレンジに入り込んでいます。

昨日の記事で書いた『EP1』で買ったポジションはまだ保有中です。この所、スッキリしない値動きが続いていますが、こういった値動きの時は波形が画き難く、トレンドフォローのエントリーをするのが難しくなってきます。

よく、『トレンドが出るのを待ってエントリー』などと言う事がありますが、逆もまた真なりでレンジが出来るのを待って動きだしを捉えて行くのも一つの手ではあります。

昨日の場合で言えば、白い網掛けのレンジをブレイクして、上昇して行く形になっています。このレンジを認識出来ていれば、レンジ下限の『EP2』での逆張りや、『EP3』において、レンジをブレイクした後のプルバック狙いでのエントリーなども考えられました。

ただ、これらのエントリーは逆張り気味のエントリーとなりますので、青いラインで引いた短期波形が安値を更新しなくなってきている事が見えている事が大前提であり、そういう分析があった上でのエントリーという事を忘れてはいけません。

本日について

ドル円1時間足20160929-02

上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

値動きが収縮してきている事が見て取れます。どちらへ放れていくかは分かりませんが、いつかはどちらかへ放たれて行く事になりますので、そうなるまで様子見でも良いかと思います。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160929-01

上の画像は、2016年09月28日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

昨日のユーロ円相場は非常に難しい相場になりました。

長期的な方向性としては下方向へバイアスが掛かっていましたが、『安値A』が長期的な目線で見た時の前回安値を切り上げており、長期的には上とも下とも言えないような状況になっています。

『安値A』~『安値B』にかけて安値を切り上げ、同時に『高値A』から『高値B』にかけて高値を切り上げています。長期的な方向性がハッキリしない状況という事もあり、『高値B』から『安値C』まで落ちてきてから反発しています。

昨日の場合は、波形を見てトレードするよりも、白い網掛けのレンジと考えた方が分かり易かったように思います。

昨日、トレードをするのであれば、安値『C』近辺で逆張りのロングをする事がベストアンサーだったという事になると思いますが、このエントリーをするのは難易度が高かったのではないかと思います。

白い網掛けのレンジを認識する為には『安値B』・『高値B』が認識出来てからでないとレンジとして認識できないので、逆張りをする場合は『安値C』でのロングが最速のタイミングとなります。最速のタイミングで躊躇なくロングのエントリーをして行くのは、相場を見る目と共に度胸も必要で、ここを捉まえられるような人は、かなりハイレベルな眼を持っていると言って良いと思います。

ただ、仮にここで買えたとしてもあまり値幅が無いので、『へぇ~すごぉおい』とは思うけれども、労多く幸少なしみたいなエントリーポイントではあります。玄人を唸らせる巧緻なトレードという事は出来るのかも知れませんが、そういったトレードは往々にして実入りは少ないので、ここでエントリーできなかったり、そもそもエントリーポイントである事にすら気が付かなかったとしても、あまり気にする必要はないかと思います。

本日について

ユーロ円1時間足20160929-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

俯瞰すると値動きが収縮してきている事が見て取れます。どちらかへ放たれるまで様子見という事でも問題ないかと思います。

安易なトレードをして、無駄撃ちにならないように注意が必要です。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160929-01

上の画像は、2016年09月28日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

昨日のユーロドルは、非常に難しい値動きになりました。値幅自体も小動きでやりようのなかった相場であったかと思います。

本日について

ユーロドル1時間足20160929-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

俯瞰すると三尊のような形状になってきています。赤で引いた水平線がネックラインとなって来るかと思いますが、当面このラインを下抜けするかどうかに注目して行きたいと思います。