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イエレン議長『FRBは利上げ路線継続』

更新日時:

FRB(米連邦準備理事会)のイエレン議長は上院銀行委員会で半期に一度の証言を行い、今後のFOMC(連邦公開市場委員会)で利上げが必要となる可能性が高いと発言しました。

一方で、トランプ政権の経済政策を巡り、先行きに不透明感が出ているとの認識を示し、利上げ回数・今年初の利上げ時期については明言を避け『3月か5月か、それとも6月か。具体的な時期は言えない』としています。

トランプ政権になってから、イエレン議長が金融政策について発言するのは初めてでしたが、従前通り利上げ路線を継続していくという意思を示す形となりました。トランプ政権になってから、金融政策が不透明でトランプ大領とFRBに一体感が感じられないという状況で、トランプ大統領がちゃぶ台返しのような事をしないかという不信感が拭いきれませんが、とりあえずは利上げ路線堅持と言う事のようです。

ドル/円

ドル円1時間足20170215

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:113.710

高値:114.492

安値:113.242

終値:114.246

+53.6pips(高値から安値:125.0pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

111.699

チャート画像青い点線

中期下落トレンドの安値。

111.746~112.487

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

112.241~113.151

チャート画像青の実線のボックス

元々は中期下落トレンドの抵抗帯でしたが、2月9日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換した可能性アリ。

2月14日のドル円相場は、東京~欧州時間にかけて軟調な展開でしたが、NY時間に行われたイエレン議長の議会証言を受けて113.00前半から急騰、114.00代に乗せてクローズしています。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、下落トレンドの形状が崩れており、引き続き買い場を探していくという事で良いかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足20170215

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:120.494

高値:120.985

安値:120.204

終値:120.817

+32.3pips(高値から安値:78.1pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

119.381

チャート画像青い点線

中期下落トレンドの直近安値。

120.161~120.654

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、2月9日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。

121.227~122.429

チャート画像ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

2月14日のユーロ円はNY時間に行われたイエレン議長の議会証言を受けてドル円に連れ高となりました。

チャートの状態としては、先週末金曜日から微妙にではありますが、高値が切り下がり、安値も切り下がるという形になっており、やや軟調な状態にあります。

上下共にヘンな位置で止まっているので、足がかりを見つけにくい状態ですが、辛抱強く機会を待つという展開が続きそうです。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足20170215

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.05968

高値:1.06326

安値:1.05600

終値:1.05761

-20.7pips(高値から安値:72.6pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.05725~1.06028

チャート画像青い点線のボックス(画像の尺の問題で上辺しか見えてない)

短期上昇トレンドの支持帯。

1.05949~1.06305

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

1.06149~1.06481

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

1.06718~1.07012

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

1.07120~1.07498

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

2月15日のユーロドル相場は、イエレン議長の議会証言を受けて下落の流れとなりました。

1.05725~1.06028の支持帯』を下抜けており、売り場を探していくと言う事で良いように思われます。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

17:00 【南アフリカ】 1月消費者物価指数(CPI)(前月比)

17:00 【南アフリカ】 1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

18:30 【英国】 1月失業保険申請件数

18:30 【英国】 1月失業率

18:30 【英国】 12月失業率(ILO方式)

19:00 【ユーロ】 12月貿易収支

20:00 【南アフリカ】 12月小売売上高(前年同月比)

21:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

22:30 【米国】 1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)

22:30 【米国】 1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

22:30 【米国】 2月ニューヨーク連銀製造業景気指数

22:30 【米国】 1月小売売上高(前月比)

22:30 【米国】 1月消費者物価指数(CPI)(前月比)

22:30 【米国】 1月小売売上高(除自動車)(前月比)

22:30 【カナダ】 12月製造業出荷(前月比)

23:15 【米国】 1月鉱工業生産(前月比)

23:15 【米国】 1月設備稼働率

24:00 【米国】 2月NAHB住宅市場指数

24:00 【米国】 12月企業在庫(前月比)

24:00 【米国】 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

30:00 【米国】 12月対米証券投資(短期債除く)

本日はイエレン議長の発言(2日目)が予定されています。新たな言及が出てくるとは考えにくいですが、引き続き注目しておく必要があります。