日米の疑惑関連の材料出るも相場はユーロ売り
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3月15日の為替市場は日米の疑惑関連の材料が出ました。
1. 麻生財務大臣G20欠席
麻生財務大臣が財務省の森友文書問題に対応するため、翌週のG20財務相・中銀総裁会議を欠席する事が明らかになりました。これを受けて、日本株が下落するとともに円買いが強まる場面がありました。
2. トランプ・オーガニゼーション社への書類提出令状
モラー米特別検察官が、トランプ大統領が経営していたトランプ・オーガニゼーション社にロシアとの取引に関する書類の提出を求める令状を出したと報じられ、米国株が一時反落、ドルも売られる局面がありました。
市場では、ドルや円中心ではなく、ユーロ売りの展開となっています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:106.305
高値:106.406
安値:105.778
終値:106.332
+2.7pips(高値から安値:62.8pips)
ドル/円のレジスタンスライン
107.308
ピンクの極太のライン
107.190
ピンクの点線のライン
106.672
ピンクの点線のライン
106.590
ピンクの点線のライン
106.409
赤の点線のライン
106.332
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
105.984
青の点線のライン
105.897
青の点線のライン
105.858
青の点線のライン
105.812
緑の点線のライン
105.743
緑の点線のライン
105.545
青の点線のライン
105.431
青の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
3月15日のドル円の日足の形状は、下ヒゲの長い寄り引け同値線のような形状となりました。
日足の波は下落トレンドの状態にあります。
引き続き『105.431』のサポートラインと『107.308』のレジスタンスラインに挟まれたエリアの丁度中間くらいのレベルでの値動きになっています。
日足の波に乗っていきたいと考えている人は日足のサポレジ絡みで仕掛けることになりますので、サポレジのど真ん中付近を動いている時はやることがないという事になってしまうのですが、いずれ来るエントリータイミングの時に集中力を欠く事のないようにやることがない時はテレビ見るなりゲームするなりしてリラックスしておきましょう。
【1時間足】
チャート画像赤い楕円の部分で白い波がダブルボトムを形成、ネックラインを上方に上抜けてきました。
3月14日クローズの時点では、白い波のラス戻り高値(赤い水平線)付近での値動きとなっていましたが、本日寄り付きから反落、白い波の下落トレンドを崩すことはできていません。
青い波が上昇トレンドの形状を崩している事から、白い波が上昇トレンドになっても『買い』という事にはならない状況でしたので、ロングを検討すべき段階ではありませんでしたが、日足のサポートライン『105.431』並びに『105.274』までの距離があまりない状況にありますので、売りについてもガマンして日足のサポレジ絡みの位置で波の折り返しが起こるかどうかを見ていくという姿勢で良いように思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:131.472
高値:131.528
安値:130.551
終値:130.833
-63.9pips(高値から安値:97.7pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
132.326
赤の極太のライン
132.256
ピンクの点線のライン
132.210
ピンクの点線のライン
131.903
ピンクの極太のライン
131.584
ピンクの点線のライン
131.246
ピンクの点線のライン
131.053
赤の点線のライン
130.848
ピンクの点線のライン
130.614
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
130.718
青の極太のライン
130.379
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
3月15日のユーロ円の日足の形状は、下ヒゲがやや長いものの、実体がしっかりした感じの陰線となりました。
日足の波形は白い波の上昇トレンドをくずした波に対しての戻りを試しているような状態にありましたが、『132.326』から売りが入って反落しています。
3月15日に関しては、『130.718』のサポートラインの上でクローズしていますが、本日これまでの値動きによって『130.718』のサポートラインの下側へ潜り込んできています。
『130.718』は日足のサポートラインですので、抜けたかどうかは日足の終値で判断すべきものですが、本日の注目ポイントである事は間違いありませんので、抜けるかどうかを見極めていきましょう。
【1時間足】
昨日の下落によって、青い波のラス押し安値(赤い楕円の安値)を下抜き、青い波の方向性に変化が生じています。
短期売買をしていて、ロングのポジションを持っている人は撤退しておく必要性があります。
1時間足をベースに考えるのであれば、青い波の方向性に変化が出たことを重視して、戻りの動きを待ち、戻りの動きの中で買った人の損切りを利用できるようなポイントで戻り売りを仕掛けることが王道的なトレードとなりますが、日足のサポートラインとの距離感等の問題でそれが難しいということも想定されます。
そのタイミングが訪れた時の状況がどうなっているか次第という事になりますが、ムリのあるような位置関係の場合には見送るという選択肢を取ることも大切です。その為にも、チャートをよく見てサポレジのアップデートを怠らないようにしましょう。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.23670
高値:1.23829
安値:1.22995
終値:1.23038
-63.2pips(高値から安値:83.4pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.24340
ピンクの点線のライン
1.24099
ピンクの極太のライン
1.23845
赤の点線のライン
1.23810
ピンクの点線のライン
1.23568
赤の点線のライン
1.23431
ピンクの点線のライン
1.23343
ピンクの点線のライン
1.23152
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.23044
青の極太のライン
1.22914
青の点線のライン
1.22839
青の点線のライン
1.22794
緑の点線のライン
ユーロ/ドルの解説
【日足】
3月15日のユーロドルの日足の形状は、実体のしっかりした陰線となりました。
直近の日足の波形はトレンドレスの状態にあります。
1.23~1.24のエリアでの値動きとなっていますが、『1.23044』のサポートラインの付近で引ける形となっています。
【1時間足】
『1.24099』のレジスタンスラインで頭を押さえられて(赤い楕円の部分)反落してきています。
余談ですが、実情とサポレジの消滅を踏まえて白い波を修正しました。
本日については、日足のサポートライン『1.23044』並びに青い波の直近安値ライン『1.22914』を破るかどうかを見ていく相場になりそうです。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
13:30【日本】1月鉱工業生産・確報値(前月比)
19:00【ユーロ】2月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
21:30【米国】2月住宅着工件数(前月比)
21:30【米国】2月建設許可件数(年率換算件数)
21:30【米国】2月建設許可件数(前月比)
21:30【米国】2月住宅着工件数(年率換算件数)
21:30【カナダ】1月製造業出荷(前月比)
21:30【カナダ】1月対カナダ証券投資額
22:15【米国】2月設備稼働率
22:15【米国】2月鉱工業生産(前月比)
23:00【米国】3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値