シリア攻撃は1回限り?シリアリスクは終息へ
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米英仏は13日(NY市場終了後)、シリアへの共同軍事攻撃を行いましたが、殊の外、リスクオフにはならなかった印象があります。
マティス米国防長官が『攻撃は1回限り』と発言したほか、トランプ米大統領も『任務完了』とツイートしており、シリア攻撃については一旦通過したものと考えても良いかもしれません。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:107.295
高値:107.771
安値:107.196
終値:107.359
+6.4pips(高値から安値:57.5pips)
ドル/円のレジスタンスライン
107.823
赤の極太のライン
107.760
ピンクの極太のライン
107.694
ピンクの点線のライン
107.586
赤の点線のライン
107.375
ピンクの極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
107.350
青の点線のライン
107.296
緑の点線のライン
107.240
青の点線のライン
107.169
青の点線のライン
106.927
緑の点線のライン
106.816
青の点線のライン
106.778
青の点線のライン
106.746
青の極太のライン
106.701
青の点線のライン
106.667
青の点線のライン
106.646
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
4月13日のドル円の日足の形状は、上ヒゲの長い小陽線となりました。
日足の波は、逆三尊を形成、ネックラインを上抜けたものの、ネックラインのすぐ上(『106.746』~『107.375』)で小さなレンジを形成しており、先週末金曜日に関しては、終値では『107.375』をレジスタンスされて引けていますが、本日は窓開けスタートとなり、『107.375』の上で寄り付いています。
【1時間足】
赤い楕円の部分で緑の波がダブルボトムを形成、ネックライン(赤い水平線)を上方にブレイクしています。
これによって、日足のレンジを脱するか?という値動きになりかけましたが、日足のレジスタンスライン『107.760』にワンタッチ(黄色い楕円の部分)して反落、日足のレンジの上限ライン・緑の波のダブルボトムのネックラインがサポレジ転換するかを試しに来ているような状況にあります。
買い方は、緑の波ベースで損切り・撤退を考えるのであれば、ダブルボトム(・・・というよりもレンジと考えてもイイかもしれません)の足のラインを下抜いてしまった時点で上昇トレンドが終わってしまうという事になりますので、『106.646』を破るようなことがあれば損切り・撤退をする必要性があります。従って、『106.646』の下には損切りの注文が存在している可能性があります。
青の波ベースで損切り・撤退を考えるのであれば、青い波のラス押し安値(青い楕円で囲った安値)『107.169』を下抜いてしまうと上昇トレンドの形状が崩れてしまう為、『107.169』の下には損切りの注文が存在している可能性があり、『107.169』の下は広めの空間がある事から、損切りが着火してしまうと思いのほか勢いがついてしまう可能性もあり、注意が必要です。
売り方は、日足のレジスタンスライン『107.760』・『107.823』を背にした逆張り、という事になります。
日足のレジスタンスライン2本と108のラウンドナンバーを背にしていることによる優位性を生かしたいという事になりますが、2月13日以降、108円より下のレベルでの値動きが続いていますので、108円に乗せられるかは注目ポイントとなりそうです。
売り方の損切りは、『107.760』・『107.823』のすぐ上というよりかは、108円台前半にあると見ておいた方が良いような気もします。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.256
高値:132.886
安値:132.161
終値:132.359
+10.3pips(高値から安値:72.5pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
132.832
ピンクの点線のライン
132.663
ピンクの点線のライン
132.602
ピンクの点線のライン
132.326
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
132.359
青の点線のライン
132.042
青の点線のライン
131.903
緑の極太のライン
131.872
青の点線のライン
131.798
青の点線のライン
131.580
緑の点線のライン
131.458
緑の極太のライン
131.437
青の点線のライン
131.190
青の点線のライン
131.163
青の点線のライン
131.059
緑の点線のライン
130.895
青の点線のライン
130.821
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
4月13日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲの長い小陽線となりました。
オレンジの波のラス戻り高値ラインであった『131.903』のラインを明確に上抜け、オレンジの波の下落トレンドの形状を崩しています。
また、オレンジの波の下落をピンクの一本の波と考える向きもあり、黄色の水平線はピンクの下落の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
『132.326』ラインは38.2%戻しラインと重なる位置にあり、これについては抜けたかな?というような感じがします。
次の注目ラインは50.0%戻しラインの少し下の『133.086』という事になりますが、これを破った場合には、ラウンドナンバー以外では『134.861』まで日足のレジスタンスラインがない為、思いのほか勢いがついてしまう可能性もあります。
【1時間足】
緑の波・青の波共に安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。
白い楕円の部分で白い波がダブルトップを形成、ネックラインを下抜きましたが、先週末金曜日の値動きによってダブルトップの山の高値を上方にブレイク、結果的にこのダブルトップはダマシになっています。
ダブルトップやダブルボトムはトレンド転換のサインとなる事も多く、私もダブルトップやダブルボトムを利用したトレードを良くします・・・というか、最初の内はダブルトップ・ダブルボトム狙いのトレードばっかりやっていました。
以前、『FXで最速で勝ち組になる為にはそこそこ勝てるワンパターンを見つけてそれを繰り返す事』という記事を書いた事があるのですが、私の中では、初めて見つけた『ソコソコ勝てるワンパターン』がダブルトップ・ダブルボトム狙いのトレードです。
ダブルトップ・ダブルボトム狙いのトレードにはちょっとしたコツがあって、『波のサイズを把握する』という事が非常に重要になります。
今回のように小さめの波のダブルトップの場合、大きな波の右側の山でダブルトップを形成したのであればともかく、大きな波が上がっている最中でダブルトップを形成して下がったとしても、結果的には押しになってしまって出るタイミングを間違えるとやられてしまうという事になりがちです。
ダブルトップ・ダブルボトムを狙いに行く場合には、どの波のどういう位置で形成されたものなのか?を考えて仕掛けるようにすると勝ち易くなりますので、ひとつの波だけを見て判断しないと覚えておくとトレードの役に立つと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.23253
高値:1.23451
安値:1.23062
終値:1.23264
+1.1pips(高値から安値:38.9pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.24034
赤の点線のライン
1.23903
赤の点線のライン
1.23859
赤の点線のライン
1.23830
ピンクの点線のライン
1.23751
ピンクの点線のライン
1.23677
ピンクの点線のライン
1.23560
赤の点線のライン
1.23413
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.23264
青の点線のライン
1.23116
青の点線のライン
1.23059
青の点線のライン
1.23010
緑の点線のライン
1.22976
緑の点線のライン
1.22865
緑の点線のライン
1.22812
緑の点線のライン
1.22664
青の点線のライン
1.22571
緑の点線のライン
1.22382
青の極太のライン
1.22310
青の点線のライン
1.22262
青の点線のライン
1.22146
緑の点線のライン
ユーロ/ドルの解説
【日足】
4月13日のユーロドルの日足の形状は、上下共に同程度の長さのヒゲのある寄り引け同値線のような形状となりました。
俯瞰すれば、白い楕円で囲った片波の中での値動きであり、白い片波のちょうど真ん中あたりのレベルにある事から、非常に手を出しにくい状態にあります。
【1時間足】
青い波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状となっていましたが、先週木曜日の値動きによってラス押し安値ラインを下方にブレイク、方向性に変化が生じています。
しかし、ドンドン下がるという値動きにはならず、もみ合いになっています。
ユーロドルに関しては、引き続きムリに触らないという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
16:15【スイス】3月生産者輸入価格(前月比)
21:30【米国】3月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30【米国】3月小売売上高(前月比)
21:30【米国】4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
23:00【米国】2月企業在庫(前月比)
23:00【米国】4月NAHB住宅市場指数