FXで何やっても勝てなくて、やったコト

イタリアの政局不安後退で米10年債利回り上昇、株高、ユーロに買い戻し

更新日時:

6月4日の金融市場は、米中貿易摩擦に対する懸念はあるものの、イタリアの政局不安が解消された事で米10年債利回りが上昇、ナスダック総合は終値での 最高値を付け、ユーロに買い戻しが入っています。

本日は、ドラギ総裁の発言が予定されており、注意が必要です。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年06月05日
ドル円1時間足チャート2018年06月05日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.429

高値:109.844

安値:109.362

終値:109.805

+37.6pips(高値から安値:48.2pips)

ドル/円のレジスタンスライン

110.282

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

109.718

緑の点線のライン

109.429

青の点線のライン

109.059

緑の点線のライン

108.937

緑の点線のライン

108.458

青の点線のライン

108.398

青の点線のライン

108.233

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

6月4日のドル円の日足の形状は、上下共に短いヒゲがあり、実体がしっかりした陽線となりました。

直近の日足の波(白い波)はラス押し安値を下抜いており、波の方向性に変化が生じておりますが、『108.746』から反発しています。

赤い楕円で囲った部分の押しが浅い感がある為、ここを押しと考えず、一本の波として考えたものが青紫の上昇の片波となります。

黄色の水平線は青紫の上昇の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

38.2%戻しライン付近から反発しており、その過程で『108.746』にサポートラインが生成されています。

水平線が交錯していて見にくい部分もありますが、赤い水平線は『111.032』~『108.746』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

昨日の値動きによって、50.0%戻しライン付近へ上昇してきています。

引き続き、青紫の上昇の片波に対する押し目買い VS 『111.032』からの下落に対する戻り売り という構図の中で同ポジションを取っていくか?という相場になろうかと思います。

【1時間足】

6月4日のドル円は、レンジを上方にブレイクしてきています。

黄色の水平線は、日足で『111.032』~『108.746』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものを1時間足に写したもののになります

61.8%戻しラインの少し上に『110.282』というレジスタンスラインが存在しており、それまでの間には1時間足レベルでのレジスタンスラインはなく、同時に青い波のラス戻りラインを崩しています。

日足のパートでも述べたように日足レベルでの押し目買いと戻り売りがぶつかっており、どちらの立場に立つとしてもしっかりと1時間足レベルの波を見て入り、日足レベルのサポレジ付近での判断を慎重にしていくという事になろうかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年06月05日
ユーロ円1時間足チャート2018年06月05日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:127.560

高値:128.676

安値:127.560

終値:128.437

+87.7pips(高値から安値:111.6pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

129.163

赤の点線のライン

128.910

ピンクの点線のライン

128.765

ピンクの点線のライン

128.461

ピンクの点線のライン

128.406

赤の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

128.035

緑の点線のライン

127.560

青の点線のライン

126.338

青の点線のライン

126.185

緑の点線のライン

125.482

緑の点線のライン

125.357

緑の極太のライン

124.816

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

6月4日のユーロ円の日足の形状は、短めの上ヒゲがあり、実体がしっかりした感じの陽線となりました。

黄色の水平線は白い波の直近高値『130.925』~白い波の直近安値『125.412』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

昨日の値動きによって、50.0%戻しラインと61.8%戻しラインの中間にあるレジスタンスライン『128.406』付近での値動きとなってきています。

次にオレンジの水平線は、オレンジの波の直近高値『133.096』~『125.412』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

『129.274』・『129.457』というレジスタンスラインは50.0%戻しラインと重なるレベルにあり、『128.406』・『129.274』・『129.457』と言った辺りは注目されてくる抵抗帯という事になろうかと思われます。

【1時間足】

6月4日のユーロ円は、上昇傾向での値動きとなりました。

今日はいつもよりも長めの期間が写っているチャート画像を持ってきました。

緑の波は高値・安値切り下げのダウ理論的にいう下落トレンドの形状にあり、青の波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。

参考ページ:ダウ理論~FXで勝つ為に必要な事は全てダウ理論に含まれている~

基本的には、青の波の反転と反転することがあれば、どのレベルで反転してくるかを注意深く見て、仕掛け所を窺うという事になろうかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年06月05日
ユーロドル1時間足チャート2018年06月05日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.16569

高値:1.17436

安値:1.16555

終値:1.16970

+40.1pips(高値から安値:88.1pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.17510

赤の点線のライン

1.17400

赤の極太のライン

1.17384

ピンクの点線のライン

1.17316

赤の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.16477

青の点線のライン

1.16365

緑の点線のライン

1.16101

青の点線のライン

1.15377

青の極太のライン

1.15256

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

6月4日のユーロドルの日足の形状は、上ヒゲが長めの陽線となりました。

ピンクの波のラス押し安値『1.15838』を下抜いていますが、『1.15377』から反発してきています。

黄色の水平線は、『1.19417』~『1.15377』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

日足のレジスタンスライン『1.17316』『1.17400』が50.0%戻しラインと重なるレベルにあり、昨日はワンタッチしてきています。

【1時間足】

直近のユーロ円の値動きは、白い網掛け(『1.16477』~『1.17190』の間)のレンジという事になっておりましたが、一旦上方にブレイクしました。

しかし、レンジの上に存在している日足レベルのレジスタンスライン『1.17316』『1.17400』に頭を押さえられて反落しています。

昨日については、様子見という事で良かったのではないかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:30【日本】4月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)

10:30【オーストラリア】1-3月期経常収支

10:45【中国】5月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)

17:00【ユーロ】5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)

17:30【英国】5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

18:00【ユーロ】4月小売売上高(前月比)

18:00【ユーロ】4月小売売上高(前年同月比)

18:30【南アフリカ】1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)

18:30【南アフリカ】1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前期比年率)

21:30【カナダ】1-3月期四半期労働生産性指数(前期比)

22:00【ユーロ】ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

22:45【米国】5月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)

22:45【米国】5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)

23:00【米国】5月ISM非製造業景況指数(総合)