ECB金融政策発表&ドラギ総裁会見で行ってこい~ドル・円・ユーロ相場~2016年04月21日振り返り
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上の画像はユーロ/円日足チャートです。2016年04月21日のドル・円・ユーロ相場をユーロ/円を中心に振り返って行きたいと思います。
ユーロ円の日足の形状は、上ヒゲの長い陰線となりました。
ここ3日程の間、レジスタンスライン(チャート画像赤いライン)の上抜けにチャレンジしていましたが、実体で上抜ける事が出来ず3日目にして反落と言う格好となりました。このラインは意外と強く、投資家の注目の集まっていたラインであったという事が出来るかと思いますが、このラインの存在に気付いていたかどうかでイケイケで買いを仕掛けてやられるか、売買どちらも考えるというスタンスで臨めたかが分かれたと思います。
俯瞰すれば、4月頭からの下落に対する戻り売りが入り始めたかと言ったような状態になってきたように見えます。このまま再度、年初来安値を取ってくるような値動きになるかどうかに注目して行きたいと思います。
上の画像はドル円日足チャートです。
ドル円の日足の形状は陰線となりました。前日からの値動きと併せ見るとはらみ線のような形状となっており、形状としては弱い形状となっています。
ダブルボトムのネックラインを上抜け出来ず陰転してきた形となっています。微妙なレベルにいる感じなので、色々な面で警戒が必要です。
上の画像はユーロドル日足チャートです。
ユーロドルの日足の形状は非常に上ヒゲが長い陰線となりました。戻り売りの流れ継続中と言った格好になっています。
そろそろ、前回の押し安値が近づいて来ており、このラインは注目されるラインになりそうな感じがしますが、ここでサポートされる形となるか、下抜けてしまうのかに注目して行きたいと思います。
ECB金融政策発表&ドラギ総裁会見
昨日は、ECBの金融政策発表とドラギ総裁の会見がありました。私は、イベントの日はトレードしないと決めているので、昨日はトレードはお休みでした。
昨日のECB金融政策発表では政策金利は据え置き、その後のドラギ総裁の会見でも、特に強く追加緩和を意識させるような発言も無かったので、行ってこい的な値動きとなったように思われます。
行ってこい的な値動きになったという事は、上下でやられていわゆる往復ビンタを喰らってしまう可能性もあったという事になりますが、このブログにおいても何度も言っているようにイベントの前にポジションを仕込んでおいてイベントに臨むようなことは出来る限り避けましょう。
来週には、FOMC、日銀金融政策決定会合が控えています。それを終えると本邦勢はゴールデンウィークへと入って行く形になります。震災を受けて、黒田総裁がどのような事を示唆してくるかに注目が集まります。
それでは、本日も頑張りましょう!