ECB理事会議事録公表でユーロ買い
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7月6日の為替市場は、ドル円→ ユーロ円↑ ユーロドル↑ と言った値動きとなり、ユーロ買いの方向性の1日となりました。
ユーロ買いの材料となったのは、先月8日のECB(欧州中銀)理事会議事録が公表され、『インフレ見通しが改善すれば緩和的なバイアスが見直される可能性』・『緩和的バイアスの再検討を議論』等が議論された事が明らかとなった事で、緩和縮小観測の高まりからユーロ買いが優勢となった形となっています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:113.253
高値:113.463
安値:112.878
終値:113.201
-5.2pips(高値から安値:58.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
110.670~111.377
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
110.972~111.717
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
111.427~111.676
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
111.471~111.873
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
111.584~111.961
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
111.826~112.843
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
112.104~112.590
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
113.147~113.816
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
113.253~113.667
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
113.325~113.641
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
7月7日のドル円相場は、上下に振らされたものの値幅自体はそれほど大きくなく、終わってみれば寄り引け同時線に近しい形状となって引けています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、安値・高値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。
本日の夜には米雇用統計の発表が予定されています。
基本的には様子見、内容だけ見て休んでしまっても良いかと思います。毎月この時期になると同じような事を書いていますが、雇用統計の結果に賭けて事前にポジションを仕込んでおくような事は慎みましょう。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:128.563
高値:129.404
安値:127.986
終値:129.279
+71.6pips(高値から安値:141.8pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
123.703~124.633
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
123.904~124.408
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
124.402~124.621
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.875~125.215
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
125.223
緑の点線
中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。
125.729
緑の点線
中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。
126.970~127.596
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
127.567~128.647
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
127.965~128.326
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
128.039~128.940
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
7月6日のユーロ円相場は、寄り付き~欧州時間OP前後にかけて下落したもののそれ以降は反発、129円代に乗せて引けています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、安値・高値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。
現在、ダウ理論の分類で言えば『利食い期』、エリオット波動理論のカウントで言えば5波進行中と言った状態にありますが、本日夜には米雇用統計が予定されており、下の方から買っているという人も雇用統計前にはエグジットしておくという事で良いかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.13507
高値:1.14241
安値:1.13291
終値:1.14218
+71.1pips(高値から安値:95.0pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.10846~1.11122
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.10885~1.11639
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.11080~1.11291
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11153
青の点線のライン
中期トレンドの安値
1.11229
青の点線のライン
中期トレンドの安値
1.11415~1.12056
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11424~1.11753
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.11628~1.11863
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11764~1.11999
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.11794~1.12105
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.12786
緑の点線
中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。
1.12813
緑の点線
中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。
1.13312~1.13524
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.13416~1.13661
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.14019~1.14244
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
7月6日のユーロドル相場は、上昇の流れでの推移となりました。1.14ドル代に乗せてクローズしています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確なトレンドはない状態ですが、高値切り上げの状態にはなっておりダウ理論の分類で言えば『先行期』にある可能性があります。
ここ数日、短期下落トレンド(ブルーのラインで描いた波)に対して引いた切り下げラインブレイクのタイミングを待っていたわけですが、ついにそのタイミングが訪れました。
白い楕円の『EP』がそれになりますが、このタイミングは、短期トレンドが安値・高値切り上げの形状となった上に直近の短期下落トレンドに対して引いたトレンドラインを崩したタイミングでもあるという事で、優位性の高いエントリーポイントであったという事が言えます。
懸念点を一つ上げるとすれば、本日夜に雇用統計が予定されている事から、長く持っていられないポジションと言う事は言えますので、サッと入ってサッと出るという事であればエントリーしても良いポイントであったかと思います。
ちなみに私はエントリーをして、今朝の寄り付きで利食っています。
本日ですが、夜に米雇用統計が予定されています。ポジションを持っている人はそれまでに利食ってポジションをスクエアに戻してイベントに臨みましょう。イベントの日はトレードしないという事であれば、今日はお休みにして3連休と言う事でも構わないと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
09:00 【日本】 5月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)
14:00 【日本】 5月景気先行指数(CI)・速報値
14:00 【日本】 5月景気一致指数(CI)・速報値
14:45 【スイス】 6月失業率
17:30 【英国】 5月貿易収支
17:30 【英国】 5月鉱工業生産指数(前月比)
17:30 【英国】 5月製造業生産指数(前月比)
21:30 【米国】 6月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 【米国】 6月失業率
21:30 【米国】 6月平均時給(前月比)
21:30 【カナダ】 6月失業率
21:30 【カナダ】 6月新規雇用者数
23:00 【カナダ】 6月Ivey購買部協会指数