FXで何やっても勝てなくて、やったコト

日経平均は1年以上続いた日足のトレンドラインを下抜け

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日経平均の値動き(2021年5月12日)

始値:28540

高値:28835

安値:27656

終値:27704

-836円(高値から安値:1179円)

日経平均日足の環境認識(2021年5月13日)

日経平均日足チャート2021年5月13日

日経平均は昨日の値動きによって、2月中旬から続いてきたのオレンジ枠で囲ったのレンジ(「28471」~「30443」)を下方にブレイク、同時に昨年3月から続いてきた紫のトレンドラインも下方にブレイクしています。

レンジの下限ライン「28471」と紫のトレンドラインは同じようなレベルにあった為、抜けた事で損切りも多く出たのではないか?という気がします。

日経平均は上がってくる時の勢いも凄かった為、押しが浅かった傾向にありますが、次の焦点は上がってきた時に戻り売りが入るか?戻り売りが成功するか?という事になります。

上がってくる時の押しが浅かったという事は、逆に言うと今の下落がトレンド転換ではなく「押し」と見る人もいるかも知れないという事であり、その視点も頭の片隅に置きつつ相場を見ておく必要性があります。

日経平均の1時間足分析(2021年5月13日)

日経平均日足チャート2021年5月13日

日足のパートで触れたように日経平均は日足レベルのレンジ(「28471」~「30443」)のでの値動きとなっていて、昨日の値動きによってレンジの下限ライン「28471」を破ってきました。

レンジ相場の基本は、上限ラインで売り下限ラインで買う・・・という事であるので、「28471」付近で買ったという人もいたのではないかと思います。

その場合、緑のボックスを下抜けた所で損切りできたか?が問われます。同時に短期売買的な目線では緑のボックスを下抜けた後、ボックの下限に戻ってきた所で売っていくのは一種のセオリーでもあるため、レンジ下限で買って損切りになった後、目線を切り替えて売るというのも手である為、目線の柔軟さが問われた相場であるとも言えようかと思います。